高機能自閉症に関する精密検査(臨床研究協力)と検査結果の紹介

発達・2E

2019夏、臨床研究の協力という形で、高機能自閉症(自閉スペクトラム症=ASD、アスペルガー症候群)の特性に関する多種多様な検査を受けた。

臨床研究自体は、ヒトゲノム解析がメインみたいだけど、従来のASDの検査も含まれてて、先日ようやく、その結果が書面で届いた。

協力するにあたって、けっこう大量の説明を口頭や書面で受けて同意書を書かなければいけなかったんだけど、改めて確認した限り、自身の検査結果を公表することは禁止されてないみたいやったから、今回、公開する。

念のために書いておくと、検査結果を公開するのは自己顕示ではなくて、ちょっとでもリアルな情報をシェアできたらいいなと思ったから。

これらの研究参加を無料で斡旋できる(研究者に公認もらった)から、興味があればメッセージしてきて。

内容を知ることで安心できる人も居るかなと思うから、どんな検査を受けたのか、下にだーっと列挙。

アイソトープ

愛知医科大学病院のウェブサイトによると、

”放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を静脈注射またはカプセルとして服用することで目的臓器に薬が集まり,その薬から放出される微量な放射線を専用の装置(ガンマカメラ)で検出することで臓器の大きさや機能,形態などを調べる検査”

とのこと。

カンタンに言うと、患者は、注射されて小一時間、寝てるだけ。

眼球運動

なんかヘッドマウントみたいなんつけて、液晶に表示されてる点をずっと見続ける。

MRI

特記なし。

脳波

寝てるだけ。

心電図

寝てるだけ。

採血

特記なし。

AASP (Adolescent / Adults Sensory Profile)

日本語で言うと、青年・成人感覚プロファイル。

たくさんの設問に、5段階評価でチェックしてくプリント。

IES-R (Impact of Event Scale – Revised)

日本語で言うと、出来事インパクト尺度。

PTSDの診断や評価に使われる検査。

こちらが実際のチェック表。

その他の検査3つ

検査の名前がわからないんだけど、

  1. 有孔ボードみたいな板の穴に小さな金属棒を差し込んでいく検査
  2. 大きなスピーカーの前に座らされて、大きな破裂音をランダムに聞かされる検査
  3. 目の前にたくさんのオモチャや新聞などをバラバラ~っと置かれて、見せられる検査

などなど。

あとはWAIS-Ⅲ(ウィクスラー成人知能検査)も受けたけど、その結果はまた別記事で。

検査結果とまとめ

特筆すべきは、感覚過敏が平均の1.5倍以上。

ストレス症状の程度は平均の4倍。

重要なのは、これらに対する自覚が全っ然ないまま生きてきたということ。

トラブルだらけ、失敗だらけ、自己犠牲だらけ。

自己理解をミスったまま生きることで、自分でおかしな選択をし続けて、幸せを減らして、不幸を増やして生きてきた。

言うなれば、自傷行為ライフ。

こういった特性を初めて知って、自分を理解して、選択と決定、行動を変えていくことで、とてもハッピーな人生になった。

生きづらい大人の発達障害は、それぞれ自己を誤解してるかもしれん。

今回紹介した研究が、その誤解を解いて、自己理解の向上に役立つ。

ぜひぜひ。

以上、何か参考になったら幸い。

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