発達ギフテッド自己理解まとめ

発達障害・ギフテッド自己理解コース

「うまく言えないけれど明らかに生きづらい」と感じる人には、きっとここにある知識が少しは役に立つ。一般的には、

謎に生きづらい=発達障害・適応障害・HSP

と捉えられがちだけど、最新の見解ではギフテッド特性によるものの可能性が高い。自己理解を深めることで、徐々に生きづらさの謎が紐解かれていくはず。

発達障害なのか、HSPなのか、OEなのか

  • 発達障害・・・得意なことと不得意なことに差がある
  • HSP・・・めちゃくちゃ心が傷つきやすい
  • OE・・・上位10%のなんらかの能力を持つギフテッドの特性

たとえ発達障害と診断されても、実はその半数が「誤診」とも言われてるで。

なぜなら、HSPもギフテッドも診断名じゃなく、日本では指標も受け皿もないから。

マイナスなことだと思ってることが実は「能力」かもしれんから、自己理解しよう。

発達障害なのか、2Eなのか

  • 発達障害・・・得意なことと不得意なことに差がある
  • ギフテッド・・・上位10%のなんらかの能力を持つギフテッドの特性
  • 2E・・・発達障害を持ち合わしているギフテッド

不得意なことを強制的に平均に合わせようとするのは、どんな分野の学問から見ても圧倒的に非効率で非合理的で、不幸を増やしてしまう行為。

もし長けたところがある2Eなら、一点突破という生き方・幸せもある。正しく自己理解しよう。

発達障害は誤診の場合がある

これから知能検査を受ける人も、これまでに受けたことがあって発達障害の診断が下りた人も、気をつけなければならないのは、診断が100%正しいわけではない可能性がめちゃくちゃあるということ。

慢性的な病気を抱えていたり、過去にトラブルがあってストレスを感じやすい気質があったりすると、正確な知能検査ができずに結果の数値が低くなる傾向がある。

発達障害の診断はあくまで目安・受け皿・ツールであり、それが人格や能力、ましてや本人の価値を決めるようなものでは決してないということは頭に入れておこう。

期待に応えるという才能で人生がハードになる

周りからの期待に応えすぎて自分を犠牲にして、メンタルも体力も時間も金も底を尽きてしまう人がいる。

期待に応えれるのは、れっきとした才能。だけど使い方を間違えると、誰も得しないどころかみんな損するし、最悪、誰か死ぬから百害あって一利なし。

2E・ギフテッドチェック

発達障害、2E、ギフテッドは、その特性からただでさえマイノリティゆえに苦労するのに、

  • 心身の病気の併発率 ~10倍
  • 性被害・犯罪被害の遭遇率 2倍
  • 自殺率 2倍
  • 希死念慮・自殺企図の経験率 6倍

ムリして自己犠牲したら人生ハードモードになっちゃうから、正しく自己理解しよう。

身も心も守るための考え方を知っとこう。

自分の「強み」を知ろう

障害か、病気か、健康か、才能か───実はそれらはあんまり重要なことじゃない。

大切なのは、何ができて、何ができないか、これだけ。自分で決めることじゃなくて、知り続けていくこと。

「自己評価」なんて、死ぬ時に1回すればいいだけ。何ができるか、何ができないか、それを知るためにたくさん挑戦したり学んだり経験しよう。

ストレングス・ファインダーというテストがあって、自分の強みや傾向性を知れるけど有料だから、精度の高い代替として無料の「VIA」と「16パーソナリティズ」という診断サイトが有益だからシェアする。活用してね。

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やればできる・できるまでやる・できるからやる 勘違いすると人生ハード

自分を成長させることは大切。でも、限界を激しく超え続ける成長を強いられたり目指すと、人生には不幸が増える。燃え尽きたり。

  1. やればできる
  2. できるまでやる
  3. できるからやる

これら3つをちゃんと分けて考えて、ムリだけはしないようにしよう。

「自分なんて…」を克服しよう

  • 自分なんてダメ
  • 自分なんてまだまだ

自分に自信がないとか、自己肯定感がないなんて話を最近よく聞く。主要先進国の中でも、日本人は自己肯定感が最下位とのこと。でも「自分なんて」はエゴ。謙遜だろうが卑下だろうが、エゴ。

上には上がいて、下には下がいる。(自分より何かができる人、できない人という意味で)人生は「下を見たほうが自分も人も幸せになる仕組み」になってる。

「自分なんて」を克服しよう。