アスペイズムって?

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筆者より

突き抜けよ

僕は、生涯で自殺者を一人でも減らすという目的で、前身のブログを始め、6年ほど続けてる。

途中で色々新しいことを学んで知る中で、賢い人ほど悩んで死にやすいということがわかった。

アイデンティティ・クライシス(自己喪失)を起こしやすいから。

そして賢い人のことをギフテッドといい、発達障害も伴うギフテッドは2Eギフテッドと呼ぶと知った。

ギフテッドとは、何かしら突出した能力のある者のこと。

2EはTwice-exceptionalの略。

自身がそうであったように、一人でも多くの当事者に、覚醒してほしい。幸せの方向に突き抜けてほしい。

虐げられてきた人たちに、起死回生してほしいなと思う。

自己防衛せよ

ギフテッドに対する理解があるアメリカでさえ、シリコンバレーの地域にある天才達が通うような高校では、ギフテッドの自殺率が平均の2倍ほどに及ぶ。

無知・無理解を棚に上げる人たちからの抑圧、差別や偏見によって。

自己防衛が必須なんですよ。

発達障害も合わせると、犯罪被害に遭う率は3倍にもなる。

人間を育てることに無頓着な日本においては、よりその影響は顕著。

1974年から約50年も、少子高齢化が続いてる。

ということは、少なくとも20年後の日本の未来も大方予測できるやんな。

2022年、GDPは世界3位を維持してるけど、幸福度ランキングでは世界54位。

2020年、若年層の自殺者数が統計開始以来最多。

なのに未だに社会は経済を目的にして人間を道具にし続けてる。

本来、人間が幸せに生きるという目的のための、数多ある手段のうちの1つとして、経済があるのに。

精神後進国なんて言われ始めてるこの国。

人間への教育投資をおろそかにし続けた末路。

このままじゃ、個人にとっても社会にとっても、明るい未来ってなんですか状態は続く。

だから、マイノリティ側の人は自己防衛が必要なんですよ。

具体的には、屈服と服従をやめることが大切。

屈服と服従はしなくていい

個人と社会、両方のあらゆる課題を根本から改善し得る方法が、たった1つだけある。

素質や才能があるのに虐げられて鬱屈した人間が、屈服と服従をしないこと。

ちゃんと自尊心を取り戻して自覚して、幸せになること。

これだけ。

日本の不景気だってそもそも、IT技術やサブカルチャーの発展が同調圧力で妨げられ続けて、輸出ビジネスが育たずに貿易赤字だから。

不景気だとテロのような犯罪が増え、出生数は減る。負のスパイラル真っ只中なのが現状。

大人が卑屈で抑圧的で自己理解を誤ってたら、子どもにも当然ながら明るい未来はない。

まず大人に目覚めてほしい。

善意あるいじめられがちな人間、正しいのに多数から淘汰されがちな人間は、屈服と服従を終わりにしよう。

自尊心をとりもどそう

アルバート・アインシュタイン
出典:wikipedia

エジソンは小学校を3ヶ月で退学し、アインシュタインは言語障害があり、本田宗一郎はサボり魔だった。

周りからは劣等生の烙印を押されたり、いじめられたり、親に見放されたり。

それでもなぜ、彼らが歴史に残る偉大な功績を残せたか。

シンプルに、適切な愛情と適切な教育が人生のどこかにあったから。

脳科学的には、苦手を克服させようとか、周りに迎合させようなどと非効率なことをせず、矯正を強制せずに特性を見抜き、選択肢や可能性を与えて、内発的動機を増やすことで人間はぐんぐん成長する。

裏を返せば、人間のポテンシャルを最大限に発揮させて自尊心を育む方法はそれだけ。

つまり、なんでもかんでも障害とか奇人変人と見なして一人ひとりの可能性を摘むんじゃなく、桜梅桃李や適材適所を前提に置いて人間を見る必要があるということ。

万人共通・世界共通・社会全体の最重要視点。

だけど、愛情と教養に恵まれなかった人は、抑圧と否定の環境で生きがちで、自尊感情が欠落した状態にある。

自分の価値を見失って、忘れて、自分を卑下して、能力も封印して、忘却して、鬱屈とした人生を送ってしまってる人がわんさか居る。

こうした理由から、まず僕自身が関わる発達障害・ギフテッド・慢性疾患という畑において、同じく産まれてから愛情と教養に恵まれなかったこじらせフレンズに、自己理解を深めて愛情と教養をとりもどして生きやすくなってもらうために、色々と発信してるよ。

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