イエローオーブをゲットするには商人が絶対に必要だってことをすっかり忘れてた。
一番最初、「王様に挨拶に行くように」と主人公は母に連れられてお城に向かうけど、何事も強制されるのが嫌で、◯◯しなさいと言われると断固拒否したくなる。ということで、王様には会わずに旅立つことにした。
その前に仲間を連れて行かなきゃということでルイーダの店に向かうも、なぜか仲間を加えるのに王様の許可がいるようで、ここでも強制されるのが嫌で断固拒否。仕方なく一人旅に出ることにした。
船を手に入れて大海原に飛び出し、いろんな街や村のトラブル解決に奔走し、順調に物語を進めていったけど、HD2D版DQ3の新要素である「魔性が消えたモンスター」の中には、同じく新要素である職業の「魔物使い」や、おなじみの職業の盗賊が仲間にいないと捕まえられない個体がいて、フラストレーションを感じる場面が少なくなかった。なんとか代替案で乗り切れるパターンもある。
- 「人の匂い」を察知して逃げるモンスター→においぶくろ
- 「人の姿」を見て逃げるモンスター→きえさりそう、へんげのつえ
- 「足音」に気づいて逃げるモンスター→???
王様に会わないという選択はできるのに、ルイーダの店は利用できず、新要素を楽しむ代替案も用意されてない理不尽さに、若干の苛立ちを隠せなかった。
そしてもっとも致命的だったのは、ストーリーの進行上、絶対に必要なイエローオーブを手に入れるために「商人」を連れていく必要があるってことを完全に失念してたこと。のんきに5/6のオーブを手に入れて、海を隔ててバラモス城を拝める段階に来てから気付いた。
詰んだ。一人旅で、バラモス城の前にレベル54に到達した今になって、王様に旅立ちの許可をもらいに行かなきゃなのか。勇者オルテガの娘が一人で、自分の意志だけで魔王城の目の前までたどり着いたというのに、このタイミングで「魔王討伐の旅に出よ」と、王様は口走ってしまうのか。
そんな理不尽があってたまるか。ということで、僕の旅は終焉を迎えた。