生活習慣の3倍超 薬が腸内細菌に与える影響

たーひとです
早速テーマいきましょう
生活習慣の3倍超 薬が腸内細菌に与える影響
まず最初に
このテーマの要約を最初に話してしまいます
5行で話します

1.ヒト腸内細菌は免疫や体質を司っている
2.薬で腸内細菌のバランスが壊れる
3.壊れたら現代では元に戻らないケースもある
4.薬を使うと他の病気になる可能性がある
5.健康寿命を考えるなら薬の使用は慎重に

この5行でテーマの説明は終了なんですけども
これ以降ちょっとよく分からない話が続くんで

🥱「あんまり難しいこと興味ないよ」とか
🤔「タイトルでクリックしてみただけだから
  要約が分かればそれでいいよ」

という人は
もうここで閉じてもらったらいいと思います
あんまり最近
このチャンネルは更新をしてなかって
もうなんなら動画の更新はストップしてて
時折ライブ配信をするぐらいの頻度なんですけど
今回ちょっと
とある論文を発見しまして
これまで発信してきたことに関連することだった
んで
緊急で録画をしている次第です
腸内細菌と免疫と薬の話なんですけども
まず
国内ですごく大規模な研究が行われたんですよ
2022年7月20日のプレスリリースなんですけれども
有名な機関が共同で大規模な研究を行って
一つの証明をしたという
結構歴史的なものなんですよね
その内容を今から話します

・東京医科大学
・早稲田大学
 └ナノライフ創新研究機構
 └理工学術院
・国立国際医療研究センター
 └糖尿病研究センター
 └感染症制御研究部
・国府大病院

これらの機関が共同で研究をした

Japanese 4D コホート
という大規模なデータベースを構築して
「薬剤が腸内細菌に与える影響」を研究した

このJapanese 4D コホートっていうのは
大規模データベースの名前なんですよね
4Dは4つの単語の頭文字を取ってて

1.Disease
2.Drug
3.Diet
4.Daily life

っていうね
データベースを構築したんですよねこれ何かというと
4200人の日本人を対象
病気…何かの病気を持ってる日本人を対象にした
データベースなんですよ
その内容が

・腸内細菌1773種
・遺伝子機能10689個
・薬剤耐性遺伝子403個
・多彩な疾患
・750種以上の薬剤投与歴
・食習慣
・生活習慣
・身体測定因子
・運動習慣

これらの関連性を調査したという研究です
その結果で薬が腸内細菌に及ぼす影響というのが
生活習慣の3倍以上という結果になりました
腸内細菌ね
◯◯門◯◯属という色々
分類が分かれてるんですけども
属・種・遺伝子機能への影響度の強さが同じだっ
たんですよ薬のね
薬が及ぼす影響が腸内細菌にとても大きいという
結果になったんです
このチャンネルでこれまで
論理的な実践哲学
慢性炎症の寛解
の2本立てで動画を発信してきました
大きく関わっているのは後者の方ですね
慢性炎症の寛解の方
なぜなら腸内細菌
ヒトの腸の中にいる細菌というのは
免疫とか体質を司っていて
それらを壊すといろんな病気になるよ
というところから仮説を立てて
その仮説を比較検証する中で
見えてきた現象ですね
体がどう変わるかという現象
何を食べたらどういう影響があってとか
慢性的な炎症というのは
どういうふうに起こっててみたいなことを
紐解いて
実際にそれを寛解できるようにという
ハウツーノウハウを発信してきたんです

このチャンネルは今で6年目ぐらいかな
もともとがブログから始まっていて
そのブログはもう8年前に開始していたんですね
今回この研究というのが2022年なので
ちょうど2年ぐらい前にプレスリリースなので
公開された論文もあるんですけど
8年近く前からこの腸内細菌と体の関連性
病気の関連性
免疫の関係
病気の関係というのを
自分自身でいろんな論文
国内外の論文を読み漁って
自分の体で仮説を立て比較検証し…というのを
繰り返してきて積み上げてきた
ノウハウだったんですよね
なので自身としてはこの論文が発表されたことが
それらの証明でもあるんですよ

この論文の中で
多剤併用=お薬をいっぱい使うことによって
腸内環境にすごい悪影響を与えて
本来の病気じゃない病気も引き起こす可能性が
あるっていう
その可能性を示唆したんですね
やっぱり僕からするとこの論文を見て
「そうだよね」と
「やっぱりそうでしたよね」っていうことで
これまで発信してきたことの延長線の
責任としても証明されましたよっていうことを
お話ししようと思ってこの動画を撮ったんですよ

実際個人的に───
ここからはもう胸中の余談になるんですけども
この論文を発見して読んで
自身がどう思ったかとか
どう感じたかみたいなことを話していきたいと
思います

長年そうやってほとんど自分一人で
時に有志の力も借りて
いろんな情報を集めたりしながら
ロジックっていうか
論理を確立していって
慢性炎症の寛解までこぎつけて
自身でも再現性を高めて
いろんな人に
そのノウハウ ハウツーで同じように
抱えている慢性炎症を寛解してもらった
という経緯があって
やっとこういう論文が出て証明された今
おそらく一般的な考え方だと
😊「おめでとうよかったね」
とか
😊「努力が実ったね」
とかそういう感覚だと思うんですよ
そういうふうに感じると思われると思うんです
けども
実際自身にとってはなんかすごく力が抜けて
すごく虚しい感じなんですよね
正直この論文を見つけて読んで
なんか心と頭の中がすごくざわざわして
なんか涙が止まらなくなったんですよね
なんでか分かんないですよ
でも喜びの涙ではないことは確かなんですよ
っていうのも
人のためにそういった仮説を立てたり
比較検証したり情報収集したり思考実験をしたり
としてきたわけじゃなくて
「他人」っていうものを理由にしてしまうと
責任転嫁だから
どこまでもやっぱり内発的な動機で
自分がやりたくてやってるんだって
そういう思いでこれまで活動してきたんですよね
その活動の最中では
今はなきツイッター
現:𝕏ですけども
そういうのでアカウントを作って
発信したりもしてきて
やっぱり要はパラダイムシフトを起こすぐらいの
ことですから
世の中の栄養学だったり医学だったりを否定しな
ければならない機会もあって
「声がでかいこと」
「棘があるような言葉」とかを使って
発信したこともあって
そのたびに叩かれるし
要はトンデモ医療・トンデモ療法・トンデモ理論
とかってやっぱり揶揄されて
正直「Not for you」的な
あなたには関係ないよね
みたいな人がよくそういう批判をしてきたことも
あるんですよ
プチ炎上をしたことも何度かあって
そういう発信活動プラスで自分自身の生活の中で
何度も言っている
仮説 比較 検証をしたり
それで体調が悪化したり良くなったりってのも
繰り返してきて
自分がそうしたくてしてた
だから誰にも責任転嫁はしない
結果的にそれが人の役に立てば御の字
っていうスタンスだったんですけど
この論文が2022年ということは
自分が目星をつけて個人で研究し出してから
6年ぐらい経っているわけですよ
それがすごくショックなんですよね
めちゃくちゃショックで
例えば数年前に
順天堂医院の消化器内科の臨床研究に
直談判で
アレルギー性疾患もその研究の対象としてほしい
という話をさせていただいたことがあって
その最中
やっぱり同意書だったりいろんな手続きだったり
そして大きな組織同士の連携で時間を食ったり
っていう倫理的なことと手続きの煩雑さとか
いろんなことを目の当たりにして
スピード感がちょっとこう
ぜ…絶望的だなって思ったんですよ
医学や科学は日進月歩!って言って
これまで蓄えられてきた知識と同じぐらいの知識
が1ヶ月で増えるみたいな
それぐらい進歩しているみたいな話も聞くと思う
んですけど
それでもスピード感としては
すごく遅いんだなという現実を突きつけられた
気がしてこの論文でね
それがすごくショックで
すごく頭が真っ白になったというか
しかもこの論文では免疫……
薬が腸内細菌のバランスを壊して
それが病気を発症する可能性につながっている
ということは分かったけれども
実際現象には何も着手していないわけで
世の中にはいろんな病気の人がいて
今まさに困っている人というか
しんどい思いをしている人もいる中で
その「現象を変えること」としてはまだ何も
起こっていなくてここからもどんどん研究を重ね
ていくのはいくけど
一体
科学から医学に下りてきて実際の病気が寛解した
り根治することが可能になる日というのは本当に
何十年先…何世紀先になるんだろうみたいなこと
を考えるとちょっと切なくなって
号泣してしまったんですよね
あとは個人的なことなんですけど
自身の障害なのか才能なのかはさておき
そういう仕組みが
いろんな仕組みが見えて
ある程度の検討はついて
実際に検証するとその通りで…っていうことが
無数にあってほとんどで
やっぱりそれを公に発信するともう本当に
「雲をつかむような話」なんだと思うんですよね
一般的には
😱「何を言ってるの?」
ていう なので
自身が普段考えてることや考え方だったり
それがどの分野においても
うまく伝わらないことの方が圧倒的に多いって
いうことが
「純粋に寂しいことだな」って突きつけられた
というか…この論文を読んだことによって
そんなにもギャップがあるのか
そんなにも溝があるんだろうかって
ギフテッドとか発達障害に関しても
このチャンネルで発信してますから
そういうことに関して言うと
何をしてようがしてまいが
時間があろうがなかろうが
余裕があろうがなかろうが
体力があろうがなかろうが
自身は常にそういう
あまり人が考えてないようなことを考えてて
しかもそれが別に空想の話ではなく
超現実の話で
現実の現象として起こっている仕組みなんだけれ
ども
人に伝えると
本当に的を射ない
人からすると的を射ないことばっかりで
ギャップとか溝があるなと自覚はしていたが
今回のこの論文を見たときに
なんか絶望的になったんですよね
(まだ)ここなんだっていう
本当にね
日本を代表する機関が共同研究で行った
本当に世界初ともいえる
とても大規模なデータベースの構築と検証
研究だったんで
すごいと思うんですよ
世界にも誇れるぐらいの研究だと思うんですよね
本当に歴史を変えるというか
これからの
これからの免疫とか
薬剤 腸内細菌というものの研究においては
絶対引用されまくるような歴史的な研究なんです
けど
今(で)そこなのかっていう残念感とか
絶望みたいな気持ちが先に襲ってきて
「自分が正しかった😊」
なんていうそんな自己陶酔や自己顕示の気持ち
などは全く起こらず
複雑な心境ですね
だから別にこの
病気とか免疫 腸内細菌 薬 抗生物質とか
そういう側面のみならず
チャンネルで発信してきた
論理的な実践哲学とかウェルビーイングに必要な
総合学みたいなものも一緒で
学問とついているものは過去の積み上げであって
その過去の積み上げが今あるにもかかわらず
差別 偏見 自殺 殺人
犯罪 戦争とかが
なくなってないってことは
過去の積み上げの知識やノウハウとかではうまく
いかないってことですよね
なのでそういう側面からもいろいろと仕組みって
いうのを現象を紐解いて
「心の構造がこうなっていて一人の心の構造によ
って組織 社会 国っていう風に広がっていって
諸問題が起こっている」みたいなことも
細分化して
ある程度まとめてこれまで
発信してきましたが
徒労?みたいな
やっぱり各専門分野で突き詰めた
そういう知識的なものだけでは片手落ちになって
いるから
ある種の総合学と総合知として組み合わせて
「結びつけ」で一つの解を導いてきたんですけど
しかもこれは人間が人間である以上
本当に時代なんて選ばなくて究極だと思うんです
よね
自尊心の欠落
愛情と教養の欠落っていうのが
個人のそれらが
人間の社会というもので起こってる全ての諸問題
の根源であるっていう答えなんですけど
それをどうしたらいいのかっていう
fix(修繕)までも一応発信してきたし
過去のSNSでもそれを発信してきたけどやっぱり
😇「何を言ってるの?」
っていう感じなんだろうなって
本当にこの論文を読んで
改めて突きつけられて複雑だっていう話ですね
そのギャップや溝が
より明確になったっていうのが
自分自身はやっぱり「最底辺でいたい」
人から見上げられるよりかは見下げられる方が楽
っていうのはよく言うんですけど
子供の頃から持病があって
人と同じように生活できなくて
生きるか死ぬかみたいな
境目を何度も経験していたので
劣等感というか
人より劣っていて当然だという認識で生きてきて
たんですよね
全てにおいて
体力 精神力 あと頭脳
もうなんか全てにおいて
自分はもう人と同じようには生きられない
劣っている だからそれなりに生きていこう
っていうマインドで
マインドっていうか
そんな自問自答するまでもなくそうだと思って
生きてきて
教育の影響もあって
その状態から人より3倍努力して
目に見えるような結果を出さなきゃいけない
平均か平均以上で
周りから信頼とか評価を勝ち得なければならない
っていう考え方で生きてきてたんで
ある種の特殊なそういった
人が考えないことを考える
見えてないけど実際に存在する現象が見えるとか
思ってもなかったんですよね
発達障害とかギフテッドのことに関して
自己理解を深めていく中で
「ああそういう突出した部分があるんだな」
「でもやっぱり人よりも圧倒的に欠けてしまって
いる部分もあるな」っていう認識を増やしていく
中で徐々に自覚はできてきたんですけど
その自覚がいかに甘かったかっていうことが
今回の論文によって浮き彫りになった感じがして
また燃え尽き症候群みたいになってしまった
一体何のためになるんだろうって

なんだろ
自分がやりたくてやってることっていう内発動機
の前提はあるにせよ
何かやっぱり結果とか成果みたいなものが
あった方が
結果的に誰かのためになるだろうなみたいな
そういう前提もあったんで結局
「共感か解決か」の話で
共感の方を人が選ぶんであれば
自分がしてることっていうのは真逆であるし
極論「命か心か」みたいな話になって
心(優先)なんだったら命がどうなんだろう
みたいな
心を選ぶと「人命」が蔑ろになる
っていう場合もあるんで
完全に自分がしてきたことの価値の目測ってのを
見誤ってたんですよね
そうなった時に自分がしていること
慢性炎症の寛解だったり
論理的なウェルビーイングの総合知とか
全てを一回リセットした方がいいんじゃないかな
って思って
「生き方」ですよね
この8年ぐらい続けた研究
体を張った
脳みそが燃えるんじゃないかってくらい
考え続けて調べ続けて試し続けてきたこと
っていうのを
一度リセットする段階なのかなぁと感じた
そんな論文でした

4月26日のライブ配信でも
慢性炎症の寛解って言いながら
やっぱり一時的にでも何らかを制限すること
っていうのは
おそらくほとんどの人にとっては苦痛で
耐えがたいことなんだなっていうのが
この数年の発信の中で分かったから
やっぱり特に苦労をせず努力をせず
しかも根本的にそういった様々な病気が治る
っていう方法があったら
それこそパラダイムシフトになって
歴史的な変革になるのかなって考えると
そっちの研究をしていってもいいなぁと思うん
ですけど
そもそもこの筋
この分野
このライン
この生き方そのものを
もうちょっと抜本的に見直す必要があるなぁ
みたいなことを感じてますね
完全に燃え尽きて真っ白になって
虚無感とか絶望感がすごいんで
今後ね
このチャンネルも本当にどうしてこうかなって
煮るなり焼くなりってやつですけど
放置しておくのか 全部消してしまうのか
みたいなところも悩んでいる感じです
6月以降はちょっと未定っていう感じですね
もうなんか本当に頭の中が空っぽになった感じで
衝撃的だったんでね
この論文を発見して読んで
いろいろと愕然としてしまって
本当に何も考えれてないような状態なんで
もしかしたら6月以降は
チャンネルごと(全発信)消しちゃうかも
最後に余談として
慢性炎症はね
いろんな世の中の慢性的な病気っていうのはある
けれども
それを寛解じゃなく根治していくにはどうしたら
いいかっていうところで
先天性のものを除外して
感染症も除外して
完全に後天的な慢性の疾患を根治するためには
仮説として
プロテオバクテリア門っていう分類の腸内細菌を
なんとか 小腸内 特に空腸という部分ですけど
に定着をさせることができれば
根治の可能性があります
可能性ですけどね
可能性が高いか低いかは明示できないですけど
根本的にはその腸内細菌のバランスが変わって
しまって
免疫とかそういうバランスも変わってしまって
慢性的な病気になってしまうので
それを戻してあげなきゃいけないんですよね
なんでそのバランスが変わって
慢性的な病気にみんながなるのかというと
「植物ホルモン」のせいなんですよ
せいというか
そもそも身動きができない植物っていうのは
生体防御機構として
あらゆる植物毒を内包している
持ってるんですよね
それが
まとめて植物ホルモンと表現してるんですけど
このチャンネルの過去の動画でもよく
アルカロイド
フェノール
アルデヒド
っていう言葉を使ってきて
そういった植物の成分が
3万種類ぐらいあるんです
もうちょっとあるのかな
ポリフェノールが8000種
アルカロイドが12000種
残りアルデヒドとかそういった色素・芳香成分的
なものがあと1万種類ぐらいかな
ちょっと忘れたんですけど
植物のそういった成分が動物の体内にあると
強い生理活性作用があって
その生理活性作用がある植物成分を無毒化したり
とか別の物質に代謝する腸内細菌がいる
その腸内細菌が
プロテオバクテリア門の中のどれかなんですよ
スフィンゴモナスとか名前があるんですけど
そういう菌を同定して人間の小腸
特に空腸らへんで定着させることができれば
そういった植物成分によって強い生理活性作用が
起こることを阻止できる
慢性疾患というのは強い生理活性作用のある物質
を無毒化できなくてそれが排除反応なり
そもそもの作用によって炎症が起こっている
ということなので
その炎症を起こらなくさせるには
逆のことをすればいい
それだけの話です
これがだから
今後自身がそういう調べたり考えたり実験したり
ということを全てやめたときに
一体 何十年先
何世紀先に公的な機関 公的な組織が実現するん
だろうな~?ということを考えるとそれもまた
「ある程度目星はついている犯人を取り逃して
放置しているみたいな感覚」になって
罪悪感があったり悩ましいところです
ということで今回の動画はこの辺にしておきます
本当に余談の方が何十倍長いねんぐらい長くなり
ましたけども
最後まで聴いた人
お疲れ様でしたありがとうございます
また別の動画でお会いしましょう
ごきげんよう