脱ステロイドで炎症性疾患が治らない時は、一時的に築浅の賃貸に引っ越してみることを、筆者はおすすめしてます。
目には見えないアレルゲンに体が反応して炎症を起こしてる可能性があるからです。
しかし、経済的理由や家族構成など、様々な理由で転居が難しいケースも当然ありますので、今回は「引っ越さずして引っ越し級のアレルゲン対策」を8つに分けて紹介します。
1.衣類・寝具は全て水洗いできる物に替える
ハウスダストやダニ・カビ、動物の皮ふや毛がもっとも多くなるのが衣類・寝具です。
見落としがちなのは、タンスやクローゼットにずっとしまわれたスーツやレザー、ベロア、サテン系など。洗濯機で洗えずクリーニングが必要なもので、長年しまい込んでる衣類は危険です。
なるべく服をすべて洗える物に総替えし、寝具も、布団で寝ているのであれば洗える布団・枕に交換しましょう。
2.ソファ・椅子・ベッドをレザーや合皮の物に替える
アレルゲンはたいてい水洗いでかなり激減(※)しますが、ソファ・椅子・ベッドなど大きい布製品は洗うことができません。
※筆者は常人の100倍以上のアレルギー数値があるが水洗いすれば大丈夫
洗えない大きい布製品は、レザーや合皮のものに変え、いつでも水拭きやアルコール消毒、掃除機がけできるようにすると良いです。
3.洗えない・水拭きもできない・アルコール消毒もできないものは処分
引っ越しと同程度の効果があるアレルゲン対策をするには、洗えない・水拭きできない・アルコール消毒できないものを処分する必要があります。
特にダニやカビなどは、少しでも存在するとみるみる間に増殖してしまい、いくら頑張って掃除をしたところで焼け石に水です。
アレルゲン対策の基本は「元を断つ」です。
頻繁に「キレイ」を保てないものは勇気を持って容赦なく処分しましょう。
4.カーペットやラグは敷かないか月1で洗う
- カーペット
- ラグ
- 座布団
- クッション
- ぬいぐるみ
- キッチンマット
- トイレマット
これらはアレルゲンの巣窟です。
大きすぎて洗えないものは処分し、家庭の洗濯機か、せめてコインランドリーで洗えるサイズのものに替え、少なくとも月1程度は洗うようにしましょう。
人によっては、これだけでアレルギー症状がほとんどなくなるケースもあるほど強力な対策です。
5.布団、枕、こたつ布団は月1回は洗いコインランドリーで乾燥機をかける
布団、枕、こたつ布団などは、干せば十分アレルゲン対策できると思われがちですが、例えばダニは死滅温度が50℃以上なので、干しただけでは全然対策できていません。
しかも、ダニを一気に死滅させるには60~70℃の高温に晒す必要があり、布団類をこの温度に晒すためにはコインランドリーの乾燥機を使うほかありません。
布団、枕、こたつ布団などは、普段はこまめに干したり掃除機がけをして、月に一度は洗って乾燥機をかけるようにしましょう。
6.本・雑誌は処分し、電子書籍で読むようにする
筆者が、アレルゲン対策で最後の最後まで見落としていたのが「本・雑誌」です。
古くなった本や雑誌にも、ダニ・カビが繁殖しており、目には見えません。
今は電子書籍という便利なものがありますから、書籍はスマホやタブレット、パソコンで読むようにしましょう。
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お気に入りの蔵書を捨てるのがもったいないと感じる場合は、メルカリなどでまとめて出品するとなかなかの値段で売れるのでおすすめです。
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7.書類・写真はスキャナで取り込み、処分する
長年放置された書類や写真にはダニやダニの卵、カビなどが繁殖しています。
- ブックレットに溜まった郵便物や書類
- 押し入れの奥にしまったフォトアルバム
この際、断捨離してしまいましょう。必要なものは以下の方法で保存をおすすめします。
必要な書類や写真をデジタル化できたら、原本はバッサリと処分してしまいましょう。
公的な証明書類で必ず原本を置いておかなければならないものは、捨てないように注意しましょう。
8.現金は持たずにクレカや◯◯ペイなどキャッシュレス決済にする
現金も、見落としがちなアレルゲンの巣窟です。
- 何千人分もの手垢
- 洗われていない古い財布や小銭入れ
- レジ
- 自販機
何十年もあらゆる場所を転々としてきた紙幣や硬貨は、微生物の温床です。
お買い物の際は、クレジットカードか、電子マネーの◯◯ペイを利用しましょう。
アレルゲン対策になるだけでなく、キャッシュレス決済は色々お得です。
使うカードや電子マネーによりますが、以下のようなお得があります。
現金よりもキャッシュレスの方がアレルゲン対策にもなって色々お得です。今すぐキャッシュレスにしましょう。
筆者は、楽天カードと楽天銀行を連携させて、カードは持ち歩かず、iPhoneのQUICPayに結びつけて買い物をしています。
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