どんな人だって人に甘えてて、それを自覚することでめちゃくちゃ幸せになれるし、逆に自覚できないと苦しくなる、ということを改めて実感した話。
頻繁なアウトプット(脳内を放出する)って、ほんとに大事。
先日、たまたま1日で4人と各2~4時間くらい話した日があった。一人ひとり完全に別々。超疲れた。
だけど次の日は意識が澄んでて、なんでもできそうな気分になってた。不思議やん。
半ば強制でもイヤでも、たまに頭が疲れるくらいまで(数時間)人と会話すると、すごく疲れてぶっ倒れるように寝るけど、次の日の生産性と気持ちが確かに上がる。
- たまに×長時間=しんどい
- 頻繁×短時間=めんどい
どちらにせよ本気で会話するって「その時の心身の負担」は大きいんだけど、あとからのリターンがアホほど大きいから、人との対話は本当に大切。
そして「話を聞いてほしい」「相談したい」と求めてくる人たちには、心から感謝しなくちゃな~とも改めて思った。
人とアレコレいろんな話をすること自体が結果的にメリットになるのはわかってるけど、正直なところ疲れるしなるべく避けたい。
でも、本当だったら自分の心身の健康のために、ちゃんと自分でアウトプットの機会をわざわざ作るステップが必要なわけやから、人からきっかけを運んできてくれるのはありがたいこと。
話してる最中は「話の内容が自分にとって毒にも薬にもならない」と感じてるけど、これが解決思考の罠。
アドバイスや解決、価値ある情報そのものは、会話の中に入ってすらなくて良い。
相談に乗るのも話を聞くのもするのも関係なく「会話自体」にべらぼうにいい効果がある。※相手に攻撃性がない前提
あとから脳に効いてくる(あやしい表現だけど)。
「会話とセックスは同等の快楽」って研究結果があるだけのことはある。
会話の効果を科学的に説明すると、自己開示と発話によるドーパミンと信頼によるオキシトシンの相乗効果。
- 話す→呼吸が変わるから心拍数が上がる、自律神経が整う、相手が聞いてくれてると自己肯定感に繋がる、
- 聞く→考える→話す、のサイクルがニューラルネットワーク活性化
- テンポ良い会話→利他の実感で自己効力感や自己有用感
などなど、本当に脳にも心にも体にも命にも人生にも、いいことだらけ。
結局のところ、自身は得られるものがないとか興味がないとかめんどいしんどいと思って会話したとしても、圧倒的・絶対的にプラスになるから、そのきっかけを人に作ってもらう形になってる時点で、一方的に人に甘えてる恰好だと認めるほかない。
甘えるのが悪いことじゃないけど、「”相談される側になる=何かを与える側になる”という勘違いと傲慢さ」が人間を最も苦しめるから、自覚って大切と思った。
自覚できるから感謝できる。
甘えん坊将軍でいこう。