心理的リアクタンス
人は、自分が主導権を握っていると感じたいのである。つまり、運転席に座りたいと思っている。だから、誰かから何かをするように仕向けられると、急に無力感を覚える。自分で選択したのではなく、他の誰かに指示されたと感じるからだ。そのため、その行動そのものは好きだとしても、拒絶したり、他の行動を取ろうとしたりする。
ペンシルバニア大学 ジョナバーガー(マーケティング講師)
つまり↓
- カリギュラ
- アンダーマイニング効果
- アンダーアチーブメント
幸福のKPI
千人の高齢者が、長い人生経験から学んだ最も重要な教訓は何かをインタビューした。
老年学者カールピレマー
千人のうち誰一人として、欲しい物を買うためにもっと一生懸命働いてお金を稼げば幸せになれたと言った人はいなかった。
千人のうち誰一人として、周りの人と同じくらい裕福であることが大切で、更に裕福ならばそれが本当の成功だと言った人はいなかった。
千人のうち誰一人として、将来にいかに高収入になれるかを基準にして仕事を選ぶべきだと言った人はいなかった。
彼らが大切にしていたのは、温かな友情、高貴で大きな目的のための活動への参加、子どもたちとゆったり過ごす充実した時間などだった。
老年学者カールピレマー
子どもたちは、親のお金(またはお金で買えるもの)を欲しがったりしない。子どもたちはただ、親が一緒にいてくれることを望んでいるのだ
つまり、人生におけるオキシトシンの極大の重要性。
富とは
富とは、目に見えるものに変換されていない金融資産のことだ。
物が増えると金は減る。
ウェルスとリッチの違いを明確にしなければならない。
リッチは、現在の収入が多く、それを使って贅沢な買い物をしていること。
ウェルスは、目に見えない。使われていない収入のこと。
サイコロジーオブマネー
☆
リッチ=金を使わなければ安定や自由を得る可能性がある
ウェルス=現状で自由や安定をすでに得ている
効率の重要性
米国ではGDP1ドルあたりのエネルギー消費量が、1950年に比べて6割減。
世界は、エネルギーの生産量を増やすのではなく、必要なエネルギー量を減らすことで、「エネルギーの富」を増やしていった。石油・ガスの生産量は1975年から65%増加。
サイコロジーオブマネー
省エネや効率化により同じエネルギーでできることは2倍以上になっている。
どちらが大きな役割を果たしたかは一目瞭然。
つまり↓
収入 – エゴ = 貯蓄
満足度を下げない倹約と効率化が富を築く原動力
☆
効率化=生産性を落とさずに消費量を下げる
そのためには知恵が必要
心・体・時・金のどれにも当てはまる
限界ギリギリのジリ貧レースは持続困難
貯蓄と謙虚さは比例する(公益性として最善や最適解とは限らない)
(9.11と3.11を受けて)人は「過去の最悪と最良」しか想定しない
ミスの余地を残す(何が起きてもおかしくない)