2022年7月現在、ついに明確にコロナにかかった。
発熱ピーク39.5℃で、抗原検査キットではガッツリ陽性。
一度目は2020年2月、トレンド先取りって感じでまだまだワクチンやら感染者対策とか日本全体ができてなかったようなころ、明らかに他の病気とは違う体調不良に襲われた。
あれもたぶんコロナやったから、今回で2回目。
1回目は、インフルエンザでもない、肺炎でもない、咳喘息でもない、なのに息苦しさと咳がえげつない状態やった。
味覚もおかしかったかな。
それでも普通にタバコ吸ってたし、メシも食ってたし、意外に余裕かましてたのを覚えてる。
ただ今回は違う。
タバコとか頭から消え去ってたし、メシなんか絶対ムリで、直立もムリやった。
そしてタイミング的にパンデミックと重なってたのか、指定医療機関やかかりつけ医、救急医療情報センターなど電話しても、自動音声ガイダンスだったり、コロナ関連の情報提供はできませんって言われたりで、結局PCR検査も隔離も受けられず。
まぁ、普段から隠居してるから年中セルフ隔離ではあるけども。
ともあれ、今回の体調の違和感を説明するために、まず23日の発症から昨日28日までの経過日記を晒す。
経過日記
2022/7/23 Sat
風邪。
のど痛いー。
寝ぼけてエアコンのリモコンの電池を外して
たらしい。
こんな寝ぼけ方初めてでこわー。
実家の犬のことも含めて、また気付かない無意
識のストレスかなぁ。
うーん。
18:19
息切れ
咳
だるさ
喉の腫れと痛み
発熱感
左目を動かすと痛い
19:59
関節痛きた
2022/7/24 Sun
1:29
39.0℃
14:05
39.2℃
18:35
39.5℃
2022/7/25 Mon
2:47
コロナ?
最高39.5。
いまは38.7まで下がった。
やっと発汗あり。
熱が高すぎたら暑さを感じないし汗も出ないぽ。
おもしろい。
今は、つば飲むと激痛なのが一番イヤ。
関節痛と倦怠感はややマシになった気がする。
メシは食えない。
三ツ矢だけ。
歩行はまだ困難。
直立もきつい。
5:49
38.1℃。
咽頭痛やばい
ドロドロの痰と鼻が出始める
咳払いで詰まり続ける(人生初)
動画を観たり情報ググったりは5~10分くら
いできるようになってきた
14:21
38.9℃
上がっとるがな
腸液?が漏れて爛れてる
15:27
咽頭痛が、嚥下できるくらいにはなった
2022/7/26 Tue
9:22
36.5
倦怠感と咽頭痛はあるけど熱下がって一安心。
思いのほか早かったな。
13:01
まだふらふら。
直立してられない。
座ってても頭ぐらつく。
いけるやろと思ってPC作業開始したらあかん
かったー
15:56
なんとか母親送迎
離れた駐車場までが一番きつかった。
ヨタヨタおじいちゃんみたいに歩いて行っ
た。
家出る直前、腹下す
20:25
息切れ
吐き気
咽頭痛はもうあまり気にならない
意識ふわふわ
熱下がってんのにまだこんな続くんかい。
病み上がりにしては普通の風邪で熱38℃ある時くらいの感覚。
2022/7/27 Wed
19:00
コロナ抗原検査陽性

2022/7/28 Thurs
5:54
味覚障害続いてる
三ツ矢が苦い
デカビタはうまい
香料が強いから?
経過観察からもわかる違和感
錯乱
最初に、エアコンのリモコンの電池を抜くというわけわからんことしてるんよな。
これ別に寝ぼけてたわけじゃないけど、記憶がなくって、エアコンつけたいのに全然つかなくておかしいな~って試行錯誤した末に、自分が電池を抜いたことに気付くっていうアホ。
よくよく調べると、コロナの症状に錯乱ってのがあるみたいで、これかぁ、と。
一気に悪化、一気に改善
そして発症2日目で一気に熱が天井まで上がり、中等症まで悪化。
その後、1日待たずに一気に消退。
自分は1歳未満から喘息やから、酸素飽和度が90%を切った苦しさにも慣れてて、ある程度は普通に耐えれてしまうけど、ピーク時は中等症くらいやった気がする。
痛い
苦しさより「痛み」に耐えがたかった。
今回は、いろいろ痛かった。
関節痛も、眼球も、頭痛も、胃腸も、なんであんな痛いねんってくらい。
痛いから重い、って感じ。
腸液漏れ
腸管上皮から分泌するアルカリ性の液体を腸液と言うけど、それが、下痢でもないのに滲んできて、アルカリ性やから臀部がただれた。
調べたところ、腸液が漏れるときってのは人間が感染症にかかって症状がひどくて、腸の蠕動運動が亢進しすぎてるから起こる現象らしい。
そもそも免疫に全能力や全栄養を極振りしてるから、他のコントロールがバカになってるんやろなという推測。
空腹が戦闘力を高める
今回、食べるどころじゃなかったからずっと空腹で、サイダーだけ飲んでずっと常闇の眠り人やった。
おかげで身体が余計なことに血液を使わずに済んで、免疫を全力で応援できた。
どうしても、食べると血液が分散されてエネルギーが消化・吸収に使われてしまうから、感染症の時は戦闘力が落ちて良くない。
一点集中で戦ったほうが強いやん。
気が散ってる免疫細胞とか雑魚やからな。
味覚障害が解熱後から始まった
味覚障害は、熱が下がってから強く出始めた。
三ツ矢サイダーは僕の常飲水だけど、味が、胃酸????
やばい。不味い。
だから代わりにデカビタを試した。
美味しく頂けたので、ピンチヒッター抜擢まとめ買い。
バカになった
集中力がごっそり奪われる変な感覚がずっとある。
熱が下がって数日経つ現在でも、変な感覚が治らない。
話したいことは頭にあるけど、うまく言葉にできない感覚。
別に小田和正の言葉にできない感じじゃなくて、言語能力が下がってるってこと。
もともと言語のIQが低いから、マズイなぁ~と思う。
さらに文章の組み立てもちゃんとできない。
めちゃくちゃ時間かかるし、普通に会話にならない。
少し調べてみたら、英国のインペリアルカレッジとケンブリッジ大学の研究論文にこうあった。
コロナ入院患者の認知能力の損傷は20年ほどの老化の進行に相応し、いわば50歳の人の認知能力が70歳の人のそれになるものだと発表した。また、頭脳の処理速度IQは、感染前に比べほぼ10低下すると付け加えた。
重症患者は対照群に比べ、感染後の言語分析推論などでは共通して単語を覚えることが難しく、問題を解決する速度も遅かった。研究陣は、研究対象者の脳の前頭葉におけるブドウ糖の消費量が減少したことを確認した。
一部の患者は感染から10カ月たっても認知力の改善が非常に遅いことを確認した。
自分の認識が合ってて良かった。
熱がないのに、ずーっと38℃くらいの熱が続いてるような脳の状態って言ったらいいかな。
韓国では35歳の男の人も同じような後遺症あるっていうし、不安やぁ。
元に戻れるかなぁ。
これまでは、相手に伝わるように言葉を選んでたつもりだけど、今はそれができないというか、しようとするとアホほど時間かかって現実的じゃないから、自分の頭に浮かんだまま話してみるようにしてる。
すると、ワーキングメモリは多いままやから、口語の言葉の量が爆増して、たぶん相手にとってはめちゃくちゃ負担で難解になってしまってるはず。
裏を返すと、そんだけ人に配慮しまくって前は会話してたんやなぁ~と思うと、けっこう自分が愛しかったりする。
大体の人は、辻褄の合わんことを言うから、そこを傷付けずに、気づいて改めてもらえるように、肯定的に、わかりやすい言葉で伝えるわけやん。
今後は人の矛盾をあまり気にしないように気をつけないと、言語能力ないから絶対トラブル増えてまうわ。
まとめ
「コロナらしい違和感」を初めて体験できて、おもしろくもあり、不安もあり、という話でした。
今回ちょっとミスったと思ったのは、熱が39℃を超えた時点で解熱剤は使ったほうがよかったかなってこと。
以前、インフルエンザで40.2℃出た時に普通に出勤して大丈夫やったから、ちょっと甘く見てたかもしれん。
一部ぶっ壊れたような脳機能と生体機能が、ちゃんと元に戻ってくれることを願う……????
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