2022年7月、auの通信障害が一瞬だけ社会問題になった。
個人のスマホが使えなくなるだけじゃなく、運送、鉄道など、影響は広範囲に及んだ。
改めて、普段は意識してなくてもとても便利で贅沢な暮らしを僕たちはインフラのおかげで送れてるんやな~と痛感した出来事。
不測の事態にちゃんと備えなきゃいけないなって、気付きにもなった。
この事件を受けて、

スマホ1台で2回線使えたら最高に便利じゃね?
って思った人も多いんじゃないかな。
以下の2枚の画像を見てみて。


言語設定を英語にしてあるからわかりにくいけど、各画像の左上を見てもらうと、回線の名前が書いてあるよ。
上の画像・・・LINEモバイルのソフトバンク回線を選んでる状態。
下の画像・・・楽天モバイルを選んでる状態。
そう、スマホ1台だけで2回線使うことは、普通に可能やねん。
しかも1タップで切り替えOK。無敵やろ?
楽天モバイルでデータ通信無制限、通話も無制限、LINEモバイルでLINE関係は無制限。無敵。
DSDV + eSIMに対応したスマホ持ってたら誰でもできる。
全然難しくないから、挑戦してみてよ~ん。
DSDVとは…1台のスマホで2回線を同時に使える技術
Dual SIM Dual VoLTE
デュアルシム デュアルヴォルテ
なんかよくわからん単語ばかりやろけど、要は、
・2つのSIMをスマホ1台で使えまっせ!
・2回線を同時に使えまっせ!
という機能のこと。
VoLTEとは…クリアで安定した電話ができる技術
Voice over LTE
ヴォイスオーバーエルティーイー
略してヴォルテ。
ヴォルテって聞くと、ハリポタのヴォルデモート卿を思い出すよな。(僕だけか)
LTEを使って音声通話ができますよーという技術
ヴォルテは、そのままヴイ・オー・エル・ティー・イーと読む場合があって、ドコモとauでも読み方が違うかったりするそう。
そろそろ横文字だらけで頭痛くなってきた?
覚えなくても大丈夫!
何回でもこのページを読めばいいのさ。
あなたが使ってるスマホも、古いものでなければ、だいたいLTEっていう規格の技術が使われてて、それを使ってインターネットをしてるはず。
LTEは、高速で安定した通信ができるから、これを電話にも使えば、音質も良くなって、途切れたりしないんじゃね?ってことでできたのがVoLTEってことですな。
DSDSってのもある
Dual SIM Dual Standby
デュアルシムデュアルスタンバイ
・LTEと3GのSIMを1枚ずつスマホ1台で使えまっせ!
・2回線を同時には使えませんぜ!
DSDSは、スタンバイはできるけど、回線を同時接続するのはムリ。
Aの回線を使ってる時は、Bは息してない。
古いタイプのデュアルSIMやね。
そこで誕生したのがさっきのDSDVというわけ。
だからDSDV一択でOK。
SIMカードが1枚しか挿せないスマホはeSIM一択!

僕のiPhone SE 2もそうやねんけど、DSDVには対応してるのにSIMカードを入れるところは1箇所だけ。
だからもう1回線は、eSIMというものを契約する必要がある。
eSIMとは…仮想SIMカードみたいなもの
embedded SIM
エンベデッドシム
仮想のSIMカード、みたいなもの。
格安SIMサービスなどでeSIMを選んで契約したら、ウェブ上で開通設定するだけ。
すると最初に見た画像のように、スマホにもう1枚SIMカードが入ってるような状態になる。
たいていの格安SIMサービスは、eSIMに対応してる。
格安SIMについてはこちらで解説してるよ~。
どのスマホがDSDV + eSIMに対応してる?
iPhone一覧
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone SE(2020・第2世代)
iPhone SE(2022・第3世代)
iPhone XR
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone13
iPhone13 mini
Android一覧
Google Pixel 4a (5G)
Google Pixel 5
Google Pixel 6
Google Pixel 6 Pro
P40 Pro
OPPO A55s 5G
OPPO A73
OPPO Find X3 Pro
OPPO Reno5 A
AQUOS sense6
AQUOS wish
Xperia 10 III Lite
Rakuten Mini
Rakuten BIG s
Rakuten BIG
Rakuten Hand
Rakuten Hand 5G
Redmi Note 10T
Redmi Note 11 Pro 5G
Galaxy Note20
Galaxy Z Flip
Galaxy S21 5G
Galaxy S21+ 5G
Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy Z Fold
Galaxy Z Fold2
Galaxy Z Fold3 5G
Galaxy Z Flip3 5G
Galaxy S20 5G
Galaxy S20+
Galaxy S20 Ultra 5G
…etc
2022年7月現在、Appleストアで並んでるiPhoneなら全てDSDVに対応してる。
僕のiPhone SE 2でも対応してるから、少なくともそれ以降に発売されたのは大丈夫。
Androidはちょっとメーカーや種類が多岐に渡りすぎて把握しきれてない。
「”あなたが使ってるスマホの機種名” DSDV 対応」
ってGoogle検索すると、確実にわかるよ。
どの回線(格安SIM)がオススメ?
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ

・国内外問わず通話は専用アプリで完全無料
・データ通信3GBまで980円
・10GBまで1980円
・通信量無制限で2980円(楽天エリアのみ)
・eSIM対応
僕も使ってる楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅶ。
通信量無制限だからテザリングでモバイルルーター代わりにも使ってる。
データ通信無制限の楽天エリア縛りも、僕はド田舎に済んでるけどエリア対応してるからそこまで問題にならん。
もし20GB超えてエリア外だと速度が1Mbpsに制限される。(エリア確認はこちら)
モバイルWi-Fiだと128Kbpsになっちゃうから、1Mbpsでも御の字!
Rakuten UN-LIMIT Ⅶの公式ページへ行く(10月31日まで基本料無料)
LINEMO

・通話料22円/30秒(オプションで通話定額)
・データ量3GBまで900円
・20GBまで2480円(以降は速度制限)
・LINEだけ無限に高速通信(詳細はこちら)
・eSIM対応
LINEアプリのヘビーユーザー向け。
友達や家族とビデオ通話しまくったり、恋人と寝落ち通話しまくるって人はこれ一択。
僕も、Rakuten UN-LIMITと、これの前身のLINEモバイルを使ってる。
何かあった時に無限に連絡を取れるライフラインは、めっちゃ大切????
日本通信SIM

基本料金 | 290円 | 1390円 | 2178円 | 2728円 |
データ量 | 1GB | 6GB | 20GB | 3GB |
無料通話 | なし | 70分/月 | 70分/月 | かけほーだい |
最安で選ぶなら日本通信SIM。
価格と品質のバランスは良いのに謎に無名で、穴場。
eSIM対応。
家にWi-Fiがあって、あんまり外出中もスマホ触らない人には一番オススメ。
ノマドシム
・電話なし
・データ通信50GBで3200円
・100GBで4200円
・速度制限なしの爆速
・eSIM非対応

電話なんか2回線もいらねぇ!
LINEさえありゃ大丈夫だ!
動画と音楽とゲームを快適に楽しみてぇ!
そういう人ならノマドシムがオススメ。
eSIMには非対応やから、注意。
ahamo
・国内通話は5分無料
・データ通信20GBまで2970円
・100GBまで4950円
・海外でも使用可能
・eSIM対応
海外でも今使ってるスマホ使いたいって人はこれ一択。
まとめ
スマホ1台で2回線使う方法を紹介したよ。
・ DSDV対応機種を用意
・自分のライフスタイルに合わせてもう1回線を契約
※SIMトレイが1つしかない機種はeSIMをチョイス!
・非常事態に強い無敵のスマホが完成!
実際にチャレンジしてみるとそんなに難しくないから、ぜひ無敵スマホにしてみて。

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