バカ安いHDMIキャプチャをPS4で使ってみたらけっこう使えた話
アスペイズムのたかひとです。おハロんばんなさいませ。
先日、ヤフーショッピング(ペイペイモール)でバカ安い怪しすぎるHDMIビデオキャプチャを見つけたんだよ。

1413円やて。
しかもスペックおかしいやん。
4K60hzて。(たぶんリフレッシュレートではなくfpsのこと)
絶対ウソやん(笑)
でも気になったから、ヤフオクで稼いだPayPayポイントで買ってみた。
ちなみに楽天なら2021年8月時点で1399円。
PayPayや楽天ポイントある人は買ってみてもいいかも。


そしてPS4で実際に使ってみた。

めっちゃ使える
さて結論から言うと、めっちゃ使える。
正直、タイムラグあったり見るに堪えない画質だったり最悪接続すら不可能だったりするんやろなぁ~って思いながらセッティングしてた。
けど実際にPS4でゲームしてみたら、タイムラグはRPGくらいならなんの問題もない。
シビアな反応や入力が求められるアクションや音ゲーはさすがにムリがありそうやけど、少なくとも公式のPS4リモートプレイを無線LANで使うよりは、有線なだけあってタイムラグは少ない。
画質は、4Kは言い過ぎで1080pどまりだけど、静止状態なら充分キレイ。
百聞は一見に如かず
色々書くより実際にゲームしてるとこ見てもらった方が早い。
キングダムハーツマスターピースのチェインオブメモリーズの実況で使ってみた。
どうかな?そこそこキレイじゃない?
個人的には、たった1400円でこのクオリティのキャプチャできるなら充分やと思うねん。
ただ、デビルメイクライ5も試してみたけど、若干操作に違和感を持つくらいのタイムラグやった。
テトリスでは問題なかったよ。
デメリットは映像のカクつきと音声認識の煩わしさ
このキャプチャの欠点は2つ。
・fpsは30、かつ一定の速度で映像が動いてる時にカクつく
・PS4とPCを繋ぐだけではOBSで音がうまく認識されない
映像がカクつく
RPGを普通にプレイしてるだけならあんまり気にならないけど、車が走ってるシーンや、スタッフロールなど、一定速度で何かが動いてるような映像の時に、明らかに1秒ごとにカクつくのがわかる。
さっきの動画で見てもらったとおり、プレイアブル状態では本当に全然気にならない。
ここを許容できるかどうかかも。
ちなみに、iPhoneでもLightining-HDMIアダプタで使ってみたけど、PCとの間にいろんなアダプタを挟めば挟むほど、やっぱり挙動は怪しくなるね。
OBSで音声がモノラルになる
映像は、カクつきを除けばキレイなんだけど、音はちょっと手こずった。
このキャプチャは、OBSには「USB3.0キャプチャ」として認識されるんだけど、音声がモノラルになる。
けどPS4側の出力としては完全に音声も映像に伴ってHDMIでステレオ出力されてる。
音の対策1 仮想音声デバイス
対策として、仮想音声デバイスを作ってUSB3.0キャプチャの音声を割り当てる必要があった。
使ったのは以下のアプリケーション。
VB-Audio Virtual Cable
https://vb-audio.com/Cable/
インストール後、ちゃんとキャプチャでPS4とPCを繋いだ状態でゲームを開始してからこのアプリケーションを立ち上げると、ステレオ音声で認識されるはず。
音の対策2 光デジタルオーディオ
こちらは、別途「光デジタル入力端子」を備えてる「オーディオインターフェース」を持ってる人限定の対策。
PS4には光デジタル出力端子(別名オプティカル、S/PDIF=スピディフ)がついてる。以下画像参照

以下の専用のケーブルがあれば、映像とは別で音声を扱える。
本来は映像も音も一緒にHDMIで出力されるんだけど、PS4のシステム設定のところで分けられる。
・PS4の設定で音声出力を光デジタル出力にする
・光デジタルケーブルで、PS4の光デジタル出力端子とオーディオインターフェースの光デジタル入力端子に繋ぐ
・OBSにオーディオインターフェースからの出力音声を認識させる
結論 買い
結論として、とりあえずコストを抑えてPS4のゲームを録画したり配信したりしたい人には買いの商品やと思う。
switchは持ってないから試せてない。すまぬ。
けど、不便なことは多少の知恵で解決すれば、めちゃくちゃコスパ最高のHDMIキャプチャやと思う。

なんかもうよくわから~~ん
って人は、おとなしくPS4を有線LANでネットに繋いで、以下の公式ページを参考にPS4リモートプレイをPCでダウンロードして立ち上げて、OBSでウィンドウキャプチャして。
PS4 Remote Play
Windowsの人はこちら
Macの人はこちら
それではごきげんよう。