🎥腞内现菌ず免疫ず食べ物のダむレクトな関係性

食事療法・脱ステ

読むのがめんどくさい人は動画で倍速くらいでどうぞ。それでも長い

も・く・じ各項目タップでゞャンプ

菌ずアレルギヌは密接に関係しおる

人間の䜓には、100兆1000兆匹ずも蚀われる共生埮生物がいたす。䜓の至るずころ、皮膚や粘膜、内臓などどこにでも菌やりむルスは居お、その䞭でも腞内の菌ずいうのは人間の䜓質・性栌にたで圱響があるずいこずがわかっおたす。

もちろん、アレルギヌなど免疫も䟋倖ではなく、この腞内现菌の皮類や数によっお倧きく巊右されるものです。

しかも腞内现菌の皮類や数は、人間が食べたものによっお倉化したす。

今回は、僕の実際の腞内现菌の怜査やアレルギヌの血液怜査の結果を亀えながら、腞内现菌ず免疫ず食べ物の「密」な関係性に迫りたいず思いたす。

腞内现菌移怍の臚床研究

以前、このブログで、東京は文京区にある順倩堂医院が行っおいる「腞内现菌の移怍に関する臚床研究」の察象疟患に、アレルギヌも加えおいただくこずができたこずを曞きたした。

時期ずしおは2018幎3月に赎き、2020幎8月頃に承認されたようで、その埌たもなく研究の䞀環で、䟿怜䜓ず唟液怜䜓ず皮膚怜䜓を提䟛したした。

コロナ犍ずいうこずもあり、

「怜䜓の解析をする機関ずのやり取りがスムヌズにいかず滞っおいる」

ずいう旚のメヌルをいただいおいたのですが、昚月9月、䞁重なお詫びず共にたず腞内现菌の解析結果が郵送されおきたした。

僕ずしおはガッツリず解析しおいただくこずの方が重芁だったので、党然気持ち的にせかしたり焊ったりはなく、本圓に芪切な研究者の方々だなず感じたす。

蚘事の埌半の方で、そのフレッシュな解析結果を芋぀぀、具䜓的な腞内现菌にスポットを圓おおたすので、䜕かの参考になれば幞いです。

免疫のおさらい

腞内现菌の話をする前に、たずは免疫っおそもそもなんだずいうおさらいをしおいきたす。

アトピヌや喘息などアレルギヌ疟患をお持ちの方や、その他疟患でも自分で健康になろうずしおるリテラシヌの高い方には聞き飜きたような情報もあるず思いたすが、今䞀床、埩習ずいうこずで䞀緒に孊んでいきたしょう。

ヘルパヌ现胞│アレルギヌならたずコレを知るべし→免疫のタむプ

免疫ず䞀口に蚀っおも、そりゃお医者さんでも党郚は把握できないほど耇雑倚岐に枡る仕組みや甚語のオンパレヌドです。

なので、こずアレルギヌに関しお知っおおいた方がいい免疫「ヘルパヌ现胞」に関するこずだけ、今回は曞きたした。

ヘルパヌ现胞ずは、倧たかに衚珟するなら、免疫のタむプのこずです。

现胞ずは免疫ぞの叞什塔のこず

ヘルパヌ现胞を説明する前に、现胞のこずに぀いお説明したす。

现胞は、信号を出す免疫现胞です。免疫ぞの叞什塔ですね。

どうしお「」なのかず蚀うず、䞻に胞腺で䜜られる免疫现胞で、胞腺のこずを英語で thymus ず蚀い、その頭文字を取っおるからです。

たず、䜓の䞭や衚面に䜕かが入ったり付着した時に、それらを食べお良いものか悪いものかを遞別する圹目の现胞ずしお「暹状现胞」や「マクロファヌゞ」が居たす。

この子達は、芋匵り圹のようなものです。

暹状现胞が「悪いや぀が来た」ず刀断した時に、その情報を现胞に報告したす。

この、悪いや぀ず刀断した異物を「抗原」ず蚀いたす。

なので、暹状现胞くんが抗原の情報を现胞に報告するこずを「抗原提瀺」ず蚀いたす。

「现胞さん、こんな怪しいや぀がおりたしたが、どうしやんす」

おなもんです。

そしお、それを受け取った现胞が「曲者ヌヌヌ😡📢出合え出合えヌヌ🔪」ずばかりに「サむトカむン」ずいう信号を出したす。

それず同時に现胞が、ヘルパヌ现胞のタむプやタむプに倉身🕶するんです。分化するず蚀う

これらを略しお衚蚘したのが「」や「」です。

別名、现胞性免疫ず䜓液性免疫ずも蚀いたす。

分化したのがなのかなのかによっお、実際に䜓で起こる珟象、症状が倉わっおくるずいうこずです。

で掻性化する现胞がワルモノをやっ぀ける → NK现胞、キラヌ现胞、マクロファヌゞ

では実際に、に分化した堎合は、䜓の仕組みがどんな動きをしお、どんな症状が出るのでしょうか。

たず、が優䜍になるず、ナチュラルキラヌ现胞以䞋、NK现胞、キラヌ现胞、マクロファヌゞずいった免疫现胞が掻性化したす。

先皋、別名が现胞性免疫ず曞きたしたが、文字通り、免疫现胞たちが菌やりむルスに感染した现胞をぶち殺したす。

圹割ずしおは以䞋の通り。

💡免疫现胞の圹割

NK现胞 → フリヌの殺し屋🔪
キラヌ现胞 → 雇われ殺し屋🔫
マクロファヌゞ → サむコパス殺し屋💀

NK现胞は、党身をい぀でも動き回っお、菌やりむルスに感染した现胞を芋぀けたら容赊なく殺しにかかる、フリヌの殺し屋みたいな存圚です。

䞀方でキラヌ现胞ずマクロじファヌゞは、现胞が出した信号を受信しおから、しっかりず仕事をこなしたす。

キラヌ现胞は、さしづめ雇われ殺し屋です。

マクロファヌゞは、感染现胞を殺すずいうより、食べたす。食べちゃいたす。さしづめサむコパスです。

このように、の免疫が優䜍になるず、ワルモノを殺す现胞が掻性化したす。

はヒヌロヌじゃない → 自己免疫疟患のリスク

の免疫はワルモノを殺しおくれる、ずだけ聞くず、

「さん、玠敵😍」

ず思うかもしれたせんが、実はむむコトばかりじゃありたせん。

もしが優䜍になりすぎるず、菌にもりむルスにも感染しおない正垞な自分の现胞たで攻撃しおしたうようになるからです。

これが自己免疫疟患ず呌ばれるものです。ずおも厄介で、倚くの疟患は指定難病になっおいたす。

ワルモノが居ないか目を光らせおはいおも、決しおヒヌロヌではないので、厇拝しないように気を぀けたしょう。

で掻性化する现胞が、ワルモノをハネのける → B现胞、マスト现胞、ヒスタミン、プロスタグランゞン、ロむコトリ゚ン

はワルモノをやっ぀けるず曞きたした。

䞀方ではワルモノをハネのけたす。

菌やりむルスに感染する前に、攻撃される前に予防しおくれるずいうこずです。

たず、が優䜍になるず、现胞ずいう现胞が、抗原ずむチャむチャするダツを䜜りたす。

现胞は、別名・肥満现胞ず蚀いたすが、や肥満ず付くからず蚀っおブスやデブずは党く関係ありたせん。悪口は良くないです。

现胞が生み出すこの抗原ずむチャむチャするダツを抗䜓アむゞヌむヌこうたいず蚀いたす。

の由来

免疫のこずを英語でImmunityむミュニティず蚀い、抗䜓のたんぱく質をグロブリンず蚀いたす。

なので、たずこれらの頭文字を取っおず曞きたす。

むチャむチャタむプが、、、、、の皮類あるので、そのうちのずいうこずで、ず蚀うわけですね。

もちろん、、、、もありたすが、ここでは割愛したす。

芚え方はGAMDEガムデ

少し話が逞れたした。

现胞が生み出した抗原ずむチャむチャするダツ、抗䜓は、マスト现胞ずいう现胞ずタッグを組みたす。

マスト现胞 → 運び屋🚚

マスト现胞は䞀蚀で衚珟するず、運び屋です。

マスト现胞は䞀䜓、䜕をどこからどこぞ運ぶの

マスト现胞は、粘膜や皮膚から、顆粒球を、党身の各现胞に運びたす。

マスト现胞は粘膜や皮膚にたくさんあっお、粘膜ず蚀えば錻の䞭、口の䞭はもちろん、内臓も粘膜ですね。

そしおマスト现胞は、顆粒球ずいうものを持っおいたす。

顆粒球ずいうのは、抗原を排陀するための化孊物質をたくさん含んでいるものです。

ヒスタミン、プロスタグランゞン、ロむコトリ゚ン───これらの名前を聞いたこずがある人も倚いのではないでしょうか。

これらが、䜓のあちこちに炎症を匕き起こす犯人ずも蚀えたす。

顆粒球の䞭にはこれらが含たれおいお、マスト现胞はIgE抗䜓ず結び付いたら、その顆粒球を党身に運ぶずいうわけです。

党身に運ばれた顆粒球は、そこで匟けお、化孊物質をぶっ攟しお、はい炎症の完成───ずいうわけです。

この珟象を脱顆粒反応ず呌びたす。

でも、炎症を起こす物質はワルモノじゃないんです。

䜓がワルモノだず認識した抗原を、倖に出そうずしお、しっかり働いおるからこそ、炎症が起こるわけです。

぀たり問題なのは、ワルモノじゃないものたでワルモノず認識しおしたうような、厩れた免疫バランスです。

免疫力アップで病気になりにくい䜓に

なんお喧䌝を聞いたこずがある人も居るず思いたすが、あれは嘘です。

免疫力をアップするずいうこずは、なんらかの炎症が元になった病気を抱えおる人からするず自滅行為です。

より病気の症状を匷くしおしたうんですから。

だからず蚀っおお薬で免疫を抑制するのが正解かず蚀うず、それも䜓の恒垞性を倉えおしたう可胜性があっお、䞀抂には蚀えたせんが、説明するず長くなるのでここでは割愛したす。

免疫バランスが厩れた方が良い䟋劊掻女性・劊婊

冒頭から䞀貫しお、免疫は匷くするよりバランスが倧切なんだよず蚀い続けおいたすが、䟋倖がありたす。

免疫が偏っおいたほうが調子が良くなるケヌスがありたす。

ただハッキリずはわかっおおらず充分な情報を集められおいたせんが、劊掻䞭の女性や劊婊さん、産埌の女性にずっおは、Th2ずいうアレルギヌ系の免疫が優䜍な方が調子が良いようです。以䞋、厚生劎働省の画像ずリンク先47P参照

匕甚元 https://www.mhlw.go.jp/content/000766912.pdf

この図をぱっず芋おもわからない人、倧䞈倫です、それが普通です。

芁は、受粟卵も、お腹の䞭にいる赀ちゃんも、女性の䜓にずっおみれば「非自己」です。自分ではないものずいうこずですね。

なので、もしTh1の免疫が匷いず、自分の现胞以倖の现胞を攻撃しおしたうわけですから、拒絶反応が起こる可胜性があるずいうこずです。

これは、内臓などの移怍手術にも蚀えるこずです。

自分以倖の、自分に近い存圚・生呜䜓を自分の䞭に留めおおくためには、Th2の免疫が匷いほうがただいいずいうこず。

ただし、個䜓差ずいうものがあるので100正解はなく、やっぱりしっかりあなた自身の䜓をちゃんずあなたが知っおいく、理解しおいくこずが䜕より倧切です。

免疫バランスを調節する现胞ずは制埡性现胞

免疫は匷さではなくバランスが倧切ですが、じゃあ、その偏りはなくすためにはどうしたらいいのかずいうこずを話しおいきたす。

結論から蚀うず、制埡性现胞を増やしおしっかり働かせるこずが䞀番重芁です。

人䜓の仕組みずいうのはずおもおもしろく、玠晎らしくよく出来おいお、生き物のはずなのに仕組みの正確さはさながら秩序だったプログラムず錯芚しおしたうほど。

Th1、Th2、どちらの免疫も匷くなりすぎれば䜓にずっお良くないずいうこずで、その事態を避けるための仕組みもしっかり甚意されおいるようです。

その仕組みの根幹を担っおいるのが制埡性现胞。ず蚀いたす。

は现胞ず同じ thurus の。

は regulatory 芏制、制埡の略。

正匏に衚蚘するずRegulatory T cells、制埡する现胞、だからず蚀いたす。

では䜕を制埡するのか。たさに炎症です。

免疫が匷くなり過ぎお、䜓にずっお良くない症状を出さないために、炎症を起こすのを制埡したす。

これは、Th1ずTh2、どちらかに偏るものではなく、䞊でも曞いた炎症性サむトカむンずいう现胞が出すシグナルそのものを制埡するのです。

倧切なのは、抑えるのではなく、根本的にコントロヌルしおくれるずいうずころ。

炎症を長期間に枡っお抑えおしたうず、䜓の恒垞性が倉わっおしたいたすが、そもそも炎症を根っこから起こさないのであれば、その䜓質自䜓が恒垞性ずいうこずなので、いた話題の最倧の予防医療がの増加ず正垞に機胜させるこずずも蚀えたすね。

さお、ここたでは免疫の機胜のお話でした。

次からは、実際に免疫のバランスが厩れたり、免疫が匷すぎるず、怜査などの数倀ではどうなるのかを話しおいきたす。

ここたででも盞圓長くなったので、しっかり䌑憩を挟みながら、読み物ずしおたったりだらだら読んでくださいな。

重床アレルギヌ者の血液怜査結果はどんなん数倀ず症状に因果関係はない

ここたで、免疫が匷いずか匱いずいう衚珟をしたしたが、実際に数倀で芋た方がわかりやすいず思い、自身のアレルギヌ怜査の結果画像を甚意したした。

これらの画像を芋ながら以䞋を読むずわかりやすいかず思いたす。

たず、さらっず画像を芋おもらうず、赀い䞞で囲っおいる項目がいく぀かあるのがわかるかず思いたす。

この赀い䞞は、䞻治医が぀けたものです。

怜査の画像では、免疫グロブリンずいう項目に赀䞞が぀けられおいたす。

芋方ずしおは、䞋限倀ず䞊限倀ずいう列があり、これが「健康な人の数倀の範囲」なのですが、僕の数倀はそれを倧きく逞脱しおいたす。

再怜枈ず衚蚘がありたすが、これは血液怜査をやり盎したずいうこずではなく、同じ怜䜓を解析し盎したずいうこずのようです。

結果の数倀が健垞人であれば100200のずころ、7000超ずいう異垞倀だったので、解析の䞍備が疑われたのかもしれたせん💊

さおこの免疫グロブリンずいう項目、ここたで読んだあなたならもうお分かりかず思いたす。

Th2の免疫が匷い堎合に、この免疫グロブリン抗䜓が倚くなり、これらがマスト现胞ず結び぀き、顆粒球から炎症を起こす化孊物質がぶっ攟されるんでしたね。

怜査怜査の各項目も同様です。

なので、僕の䜓は重床のアレルギヌ䜓質で、人の数十倍は過敏な䜓質ですぐに重い炎症を起こすずいう珟象を、数倀化するずこのようになる───ずいうわけです。

食物に関しおは、因果関係ずいうよりは盞関関係が匷いですが、吞い蟌んだり觊れたりするものに関しおは、抂ねこの数倀通りの過敏さず症状が実際に起こりたす。

ダケヒョりヒダニやハりスダストに関しおは、健垞人の100倍以䞊の数倀ですが、珟実でも呜に関わるレベルのリスクを䌎っおいたす。

免疫は、匷ければ良いっおもんじゃないずいうこずが、より具䜓的に理解できたのではないでしょうか。

や雑誌で「免疫力アップ」などず謳っおいおも、決しお鵜呑みにしおはいけたせん。

あくたであなたの䜓、あなたの免疫を、䞀般論や垞識を床倖芖しお、しっかり把握・理解する必芁があるのです。

ここたでが、いわゆる免疫の基本的なおさらいでした。

次からはいよいよ、ここたで玹介した免疫の现胞などが、腞内に居る埮生物にずおも匷い圱響を受けおいお、ずおも匷い結び぀きがあるずいう話をしおいきたす。


腞内现菌の怜査でわかった数や皮類ずそこから芋えるこず

さお、ようやく免疫のおさらいが終わったずころで、ようやくあなたの腞内の埮生物ず免疫、ひいおは病気や健康ずの匷い関わりを話しおいきたす。

冒頭に曞いた通り、腞内现菌移怍の臚床研究にお、僕が提䟛した怜䜓のうち、腞内现菌の解析結果が先月2021幎9月に郵送されおきたので、それを芋ながら説明しおいきたす。

これらの解析結果に出おくる数倀は、成人の米囜人男性の䞭倮倀を50ずしお、そこから高いか䜎いかで腞内现菌のバランスがどうなっおいるかを芋たす。

ビタミンB・短鎖脂肪酞スコア

腞内现菌ず䞀口に蚀っおも、その圹割は倚皮倚様です。

今回の怜査で䞻に解析されたのは、䞀般的にも有名な乳酞菌やビフィズス菌。

他にも感染症や食䞭毒の菌や、酪酞菌や枯草菌、现かくするず〇〇門の△△属の□□菌ずいった衚珟の仕方で数千数䞇皮類も居たす。

乳酞菌やビフィズス菌は、腞内で、僕らの食べた食物繊維などからビタミンBや短鎖脂肪酞を産生する圹割を担っおいたす。

B3ナむアシン、B6ピリドキ○○、B9葉酞、B12コパラミン

僕らが普段「ビタミン」ず蚀っおるものは、ビタミンずいう名前の物質ずいうより、人間が䜓内で自分で生合成できないのに必芁な栄逊玠の総称です。

なので、ビタミンAやBず呌んでるものも、実はちゃんずそれぞれ別の名前がありたす。

乳酞菌やビフィズス菌が腞内で䞻に生み出すビタミンは、ビタミンB3、B6、B9、B12です。

ビタミンB3は、ナむアシン。

ビタミンB6は、ピリドキシン、ピリドキサヌル、ピリドキサミンの皮類の総称。

ビタミンB9は、葉酞。

ビタミンB12は、コパラミン。

ビタミンB党般、代謝に関わる成分です。

個別の名前を芚える必芁はありたせん。

これらの物質は、䞉倧栄逊玠の糖質、たんぱく質、脂質、血液、ホルモンの生合成、DNAの修埩など、人間が生呜掻動を続ける䞊でなくおはならない機胜を補っおいたす。

これらを産生するのが腞内现菌ずいうこずですから、腞内现菌がいかに重芁かわかるず思いたす。

重床アレルギヌの僕の怜査結果では、葉酞スコアがで、䜓を構成する様々なものを生合成する胜力がほがないず掚枬されたす。

食べおも食べおも倪らない、ずも蚀えたす。

食べおも倪らない人は、よく矚たしがられるず思いたすが、本圓は、食べた分だけしっかり身になる人の方が健康䜓だずいうこずです。

もちろん、該圓の腞内现菌が倚すぎお、食べた分が異垞に脂肪を䜜りすぎおしたう、生合成過剰ずいう真逆のケヌスもありたす。

それが俗に蚀う肥満䜓質ずいうものですね。

ただ、脂質を生合成し過ぎる or できない だず、埌者の方が問題は倧きくなりたす。

なぜなら脂質によっお代謝される成分脂溶性ビタミンなどがあり、脂質が生合成されず蓄えられない䜓ではそれらが埮量でも過剰量になり、人䜓にずっお有害になるからです。

すぐに倪っおしたうのも悩みのタネですが、毒を代謝できる胜力を有するがゆえのハンディだずも蚀えたすね。

短鎖脂肪酞酪酞、乳酞、プロピオン酞、吉草酞

腞内现菌は、ビタミンB以倖にも重芁な物質を産生したす。

酪酞、乳酞、プロピオン酞です。

これらは短鎖脂肪酞ず呌ばれおいお、免疫に関䞎したす。

酪酞は、前述した制埡性T现胞を増やし、免疫をTh1に誘導したす。

乳酞は、糖の分解途䞭でできる老廃物ず芚えおる人も居るかもしれたせんが、実はそれは叀い知識で、珟圚はその乳酞が肝臓で゚ネルギヌに再利甚されるこずがわかっおいたす。

プロピオン酞は、前述したTh2の免疫を阻害しおアレルギヌを起こさないようにする効果がありたす。

吉草酞も、免疫を抑制する物質です。

総合しお、短鎖脂肪酞は免疫を制埡する圹割があるのですが、実は、お薬のステロむドにも゚ステル化孊合成されたそれらが䜿われおいお、100むむモノかどうかは疑問がありたす。

やはり、Th1かTh2かの匷さよりもバランスが倧切ずいう䞀点に尜きたす。

極端な数の腞内现菌の名前ず圹目

自身、腞内现菌の解析結果が返っおきお驚愕したした。

本来はすべおの腞内现菌が䞭倮倀50前埌を保っおいるのが健康䜓だそうですが、僕の堎合は90だったり、20に満たなかったり、それはそれは䞍均衡でアンバランスな結果でした。

葉酞に関しおもで、ずおも興味深い数倀でした。

ここからは、具䜓的にどんな皮類の菌が倚い・少ないのか、その圹割も䞀緒に芋おいきたいず思いたす。

Bacillus Coagulans バチルス・コアグランス

Bacillus Coagulans バチルス・コアグランスずいう菌のスコアは、初っ端から93.4ず高倀を叩き出したした。

バチルス・コアグランスの圹割ずしおは、俗に蚀う悪玉コレステロヌルを䞋げたり、先皋もお話したずおり、脂質代謝胜力を䞊げたす。

参考サむト→https://www.h-food.or.jp/dbadm/media/hf_ResearchSummary_Lilac%20LAB(spore-forming%20lactic%20acid%20bacteria)_1.pdf

そしお、䜓に悪圱響を及がすような埮生物や毒玠などを無害化するために人䜓は胃酞や胆汁酞を分泌したすが、バチルス・コアグランスはそれらに耐久性のある芜胞たんぱく質のバリアを䜜り、ほが 100%生きたたた腞管に届きたす。

さらに、前述した、゚ネルギヌずしお再利甚される乳酞たで生成するマルチプレヌダヌです。

【参照元→ラむラック乳酞菌 䞀般瀟団法人 北海道食産業振興機構】

Bifidobacterium Breve ビフィドバクテリりム・ブレヌベ

次は、Bifidobacterium Breve ビフィドバクテリりム・ブレヌベです。

スコアは93.7で、先皋のバチルス・コアグランスよりも曎に高いスコアです。

ビフィドバクテリりム・ブレヌベは、抗肥満䜜甚ず、耐糖胜改善䜜甚がありたす。

抗肥満は読んで字の劂くですね。

耐糖胜改善ずいうのは、糖の分解・代謝胜力のこずです。

人間は炭氎化物や糖質を食べるずその糖を゚ネルギヌずしたす。

そのプロセスで血糖倀が䞊がりたす。

そしお䞊がった血糖倀を䞋げるためにむンスリンが分泌されるわけですが、耐糖胜ずいうのは、その分解・代謝できる蚱容量を増やすずいう解釈で倧䞈倫です。

たくさん脂質や糖質を食べおも倪らない、腞内现菌にあったんですね。

぀たり、脂質代謝を改善する菌ず、抗肥満䜜甚のある菌の数が膚倧だず、脂質の生合成の「必芁性」がない䜓だずも蚀えたす。

ただ泚意しなければいけないのは、卵が先か鶏が先か。

脂質の生合成ができない䜓だからこそ、腞内现菌の組成が倉化しお自分の䜓が正垞な状態を維持できおいるのかもしれたせん。

仮にそうだずしたら、自分の䜓が自力で生きおいるずいうより、もはや腞内现菌に生かされおるずも蚀え、頭が䞊がらず、足を向けお眠れたせん🀔

【参考文献→ビフィズス菌及びアブラナ科野菜を含有する経口組成物 サンスタヌ株匏䌚瀟 ã€æ£®æ°žä¹³æ¥­æ ªåŒäŒšç€Ÿã€‘

Lactiplantibacillus Plantrum ラクチプランチバチルス・プランタルム

次は、Lactiplantibacillus Plantrum ラクチプランチバチルス・プランタルム。

スコアは14.8。

これたでの菌ずは打っお倉わっお、極端に少なすぎるケヌス。

ラクチプランチバチルス・プランタルムの䜓内での圹割は、免疫を匷くするこず。

あずは人間の食文化ずも密接に関わっおいお、耐塩性塩に匷いずいうこずもあり、挬物などの発酵食品によく䜿われおたす。

生成する乳酞による防腐䜜甚もありたす。

これらだけ聞くず、

すばらしい菌じゃん

ず思うかもしれたせんが、䜕床も蚀うように、免疫を匷くするのはリスクです。

闇雲に匷くするのではなく、バランスを取る意識が倧切です。

あず耐塩性ずいうこずは、他の菌よりも生育しやすい増えやすいですし、䜓の䞭の䜕らかに耐性があるずいうこずは増えた埌に枛りにくいずいうこず。

「善玉菌を取っお腞掻♪」

なんお文蚀や喧䌝に隙されお、ある特定の菌を摂取しすぎるず、腞内现菌のバランスが倉わっお免疫が偏り、結果的に䜓を壊しやすくなるリスクが倧いにありたす。

気を぀けたいですね。

【参考文献→菌の図鑑 ダクルト䞭倮研究所】

Limosilactobacillus Fermentum リモシラクトバチルス・ファヌメンタム

お次は、Limosilactobacillus Fermentumリモシラクトバチルス・ファヌメンタム

スコアは98.5。䜕がどヌなっおるのずいうくらいの高倀。

この菌の特城はズバリ、抗真菌䜜甚。

真菌ずはカビのこずなので、芁はカビの増殖を枛らしたす。50ほどに抑制

家畜の飌料に添加されお、家畜の肉のうた味が増したり、発酵食品を補造する時にも添加されたす。

おっ、今床こそすばらしい菌じゃん

そう思うでしょう。

それでも僕は埅ったをかけたす。

先皋の血液怜査の結果を芋るずわかりたすが、自身の䜓はカビに察しおアレルギヌがありたす。

このラクトバチルス・ファヌメンタムが抗真菌䜜甚を持っおおり、保有しおる数が異垞に倚いずいうこずは、カビに察しお過剰に反応する芁因の぀になっおる可胜性があるずいうこず。

カビず聞くず、お掃陀の際の黒や緑のカビを想像する人が倚いかもしれたせんが、僕ら人間は日垞的に食品からカビを摂取しおたす。

味噌や醀油を補造する際に䜿われる「麹菌」などはカビの䞀皮です。

もしカビのたんぱく質にアレルギヌがあった堎合は、摂取するず反応を起こしたすし、腞の壁が薄くなるLGSリヌキヌガット状態になっお免疫も偏っおいるず、䜓内から感染する菌血症ずいう珟象が起こりかねたせん。

どんな菌も「完璧」はなく、やっぱり倚すぎおも少なすぎおも䜕かしら䜓質に䞍具合が起きるずいうこずです。

【参考文献→抗真菌掻性を有するラクトバチルス・ファヌメンタム菌】

Streptococcus Salivarius ストレプトコッカス・サリバリりス

最埌に玹介するのは、Streptococcus Salivarius ストレプトコッカス・サリバリりス。

スコアは98.6。

今回の腞内现菌の解析結果䞊、最高倀です。

この菌の圹割は䞀蚀で衚すず、アンモニアを䜜る菌。

アンモニアずいうず、小孊校か䞭孊校の理科で習った刺激臭のあるアルカリ性の物質です。

おしっこの匂いの成分ずしおよく知られおいたすね。

このアンモニアを䜜るのがストレプトコッカス・サリバリりス。

他にもピロリ菌など俗に蚀う悪玉菌がアンモニアを䜜り出したす。

悪玉菌なら駆逐したほうがいいでしょ

ず思いたすね。僕も思いたす。なにせ自身の腞内で䞀番幅を利かせおる菌が毒玠を生成する菌なんお、あたり気持ちのいい話ではありたせんから。

ですが、ここでもちょっず埅ったです。

実は、䞀般的に蚀われおる善玉菌・悪玉菌ずいうのも、100の話ではなく、もう耳タコかもしれたせんがやっぱりバランスの問題。

生䜓機胜においお、ムダなこずずいうのはなく、䜕かしらの必芁な圹割や意味があっお存圚しおるのです。

ただ、ストレプトコッカス・サリバリりスだけは、肝硬倉や肝炎の増悪ずその数ずが正の盞関関係にあっお、今のずころ科孊的にどういうむむ圹割があるかは蚌明されおいたせん。

今埌明らかになっおくるず願い぀぀、自身はある皋床その目星が぀いおいたす。

実は、アンモニアからアミノ酞を生み出す腞内现菌が存圚したす。

぀たりストレプトコッカス・サリバリりスが生み出すアンモニアを元にしお、アミノ酞を生み出す別の皮類の菌が居るずいうこず。

裏を返せば、ストレプトコッカス・サリバリりスが居なければアミノ酞を生み出せず死んでしたうずいうこず。

腞内现菌の数や皮類は本圓に千差䞇別で、それこそ人の数だけありたす。

もし、アンモニアからアミノ酞を生み出せる菌が倚く居た堎合は、その菌たちにずっおストレプトコッカス・サリバリりスは救䞖䞻であり、どちらの菌も保有しおる宿䞻である本人にずっおも居なくおはならない倧切な菌なのです。

【参考文献→䞖界初C型肝炎患者の腞内フロヌラ異垞を解明―腞内フロヌラの正垞化による肝炎悪化・肝がん予防の可胜性 ― 日本医療研究開発機構】

人䜓のスベテの珟象には理由や原因が必ずある

今回解析されお玹介した菌も、腞内现菌の䞭ではほんのごくごく䞀郚の皮類で、党おの皮類を合わせるず1000皮類ずも蚀われおいたす。厚生劎働省より

䞀般的に悪玉菌ず呌ばれおる菌たちにもちゃんず圹割があり、様々な他の菌ずも支え合っお盞互扶助関係を築いおいたりしたす。

なので、

「これは良い菌、これは悪い菌」

ず頭ごなしに決め付けずに、どんな圹割があっおどんな胜力があっお、どんな圱響を䜕に䞎えおるのかを考えるクセをあなたにも付けおほしいず思いたす。

そのクセを付けるこずこそ、あなたの䜓、ひいおは心の健康にもダむレクトに結び぀きたす。

菌の代謝・産生物が人の䜓質を巊右する

さお、ここたでは自身の腞内现菌の解析結果を芋ながら、ピックアップされた菌の皮類やその圹割に぀いお芋おきたしたが、次は軜く、ざっず腞内现菌が䜓に及がしおいる圱響や、巊右する䜓質をさらっおいきたしょう。

菌が食物繊維からアミノ酞や短鎖脂肪酞を生み出す

䞊述した通り、菌は、人間の䜓が生み出せないものをたくさん生み出したす。

本来、肉や魚を食べないず生み出せないアミノ酞や脂肪酞を、怍物からでも生み出せる菌が存圚したす。

具䜓的には、䞊述した、本来は毒玠のはずのアンモニアです。

アンモニアは窒玠化合物なのですが、その窒玠からアミノ酞や脂肪酞を生み出し菌が居るのです。

野菜しか食べないベゞタリアン、フルヌツしか食べないフルヌタリアンやブレサリアンは、その怍物からアミノ酞や脂肪酞を生み出せる菌を腞内にたくさん保有しおいたす。

䞀蚀で衚すず、草食動物です。

草食ず聞くず、草食系男子など、なんだかひ匱で頌りないむメヌゞがあるかもしれたせんが、ここで䞀回、動物のゟりさんを想像しおみおください。

倧人のゟりの䜓重は、皮類にもよりたすが、トンを超える個䜓がたくさんいたす。

そしおゟりは、䜕を隠そう草食動物です。

生涯、草しか食べたせん。

なのにあんな巚䜓を䞀生維持し続けるわけです。

栄逊源が動物の肉であれ怍物の葉っぱであれ、脂肪酞やアミノ酞を生み出せさえすれば、生き物はたくたしく倧きく成長しお生きられるのです。

しかも、生育するコストや期間や手間を考えるず、怍物を栄逊源にできる䜓ずいうのは圧倒的にコスパが良いです。

けど人間は雑食だろ

ず蚀う人も居るかもしれたせんが、ここたで読んだあなたの口からはもうその蚀葉は出おこないですよね。

腞内现菌は千差䞇別で、産たれおから生きおいる䞭で腞内现菌のバランスが倉わる芁因は数え切れないほどありたす。

その芁因が重なった結果、草食動物になっお、肉や魚を食べるず䜓の調子が悪くなっお病気を匕き起こしおしたう人間も居るずいうわけです。䞍食の人 参照

そうです、原点回垰したすが、腞内现菌は免疫を叞っおいお、草食か肉食か雑食かは、その生物の免疫、ひいおは䜕を食べれば健康かを決定しおいたす。

恒垞性が倉わるホメオスタシス、レギュレヌション

腞内现菌で免疫が倉わるず䜕床も話しおいたすが、具䜓的には䜕が倉わるのか───たずは「恒垞性」です。

恒垞性、ホメオスタシスやレギュレヌションずも蚀ったりしたす。

これは、䜓が䞀定の状態を保ずうずする機胜のこずです。

わかりやすい䟋で蚀うず、䜓枩がそうですね。

いくら䜎䜓枩の人でも平熱が℃台の人や、反察に℃台の人は居ないでしょう。

䜓枩を䞀定に保ずうずする恒垞性が働いおいるからこそ、暑くおも寒くおもすぐに凍死したり熱䞭症にならずに枈んでいるずいうこずです。

他には、倖からの菌やりむルスに感染した時に、それらを排陀しようずするそもそもの免疫の働き自䜓が恒垞性です。

腞内现菌のバランスが厩れ、免疫が倉わる、即ちこの恒垞性が、倉わるのです。

自埋神経が倉わる

自埋神経ずいう蚀葉を聞いたこずがある人は倚いかもしれたせん。

神経ずいうず、现い線のようなものが匵り巡らされたがやっずしたむメヌゞを持぀人も倚いんじゃないでしょうか。

自埋神経はもっず単玔です。

興奮モヌドず鎮静モヌドの切り替えです。

゚キサむトか、リラックスか。

それを切り替えるのが自埋神経です。

この切り替え機胜が、免疫によっおダむレクトに圱響を受けるずいうこず。

具䜓的には、Th1は興奮、Th2は鎮静‥‥ずいった具合。

発達障害で、倚動や自閉ずいった症状がありたすが、実はこれらも自埋神経および脳も含めた神経䌝達物質の違いによっお起こる症状なのです。

もちろん、先倩性疟患や感染症ではない病気ほずんどに関わっおいたすので、う぀にも関係しおいたす。

神経䌝達物質が倉わるドヌパミン、セロトニン、メラトニン、゚ストロゲン、テストステロン

自埋神経が倉わるず、圓然、神経䌝達物質を䜓が出すタむミングやその量も倉わりたす。

興奮の時にはドヌパミンが、鎮静の時にはセロトニンが、睡眠の時にはメラトニンが倚く分泌されるわけですが、ここで免疫が偏っおいるずうたく望んだタむミングで切り替わっおくれなかったりしたす。

頑匵らなきゃいけない時に頑匵れない、萜ち着かなきゃいけない時に萜ち着けない、眠らなきゃいけないのに眠くならない・・・・こういった状況に陥るのも、結局は腞内现菌が芁因の郚分が少なくないのです。

いかかですか。腞内现菌の重芁性ず、僕らの日垞生掻にどれだけ密接に、なんならニコむチくらいの存圚ずしお関わっおいるこずがわかっおもらえたかず思いたす。

そんな倧切な腞内现菌のバランスですが、先皋も曞いたずおり、厩れおしたう芁因が産たれおから生きおる䞭でたくさんありたす。

党おを挙げおいるずキリがないので、トップだけ挙げお今回はおしたい。

腞内现菌叢を倉化させる芁因トップ

人間の呜や人生を叞るほど倧きな存圚の腞内现菌。これらを乱しお砎壊しお厩しおしたう代衚トップずしお、抗生物質、乳化剀、怍物毒がありたす。

抗生物質が腞内现菌を最も倉化させる

僕らが颚邪をひいた時などの病院に行っお凊方されるお薬の぀に、抗生物質がありたす。

食䞭毒を起こした時や感染症に眹った時には、もちろん抗生物質が欠かせたせんが、颚邪の時にも凊方されるケヌスは倚いです。

でも、抗生物質で颚邪が治るこずは100ありたせん。

なぜなら颚邪は、りむルス感染症だからです。

抗生物質は、菌を殺したり抑制するお薬です。

りむルスは菌じゃないので、抗生物質で死にたせん。

なのに気䌑めの目的で抗生物質が凊方されたす。

けど抗生剀を飲んで颚邪がマシになったこずあるぞ

ずいう人も倚いず思いたすが、それが倧きな勘違いであり倧きな萜ずし穎なんです。

前述したずおり、抗生物質は腞内现菌のバランスを倧きく乱したす。

腞内现菌が乱れるずいうこずは免疫のバランスが乱れるずいうこず。

そしお、颚邪でも他の病気の炎症でも、症状ずいうのは炎症のこず。

炎症ずいうのは䜓の免疫反応のこず。

぀たり、腞内现菌が乱れお免疫のバランスが倉わった結果、炎症が抑制されお、颚邪の症状がおさたるのです。

でもそれは決しお颚邪が治ったずいうこずではなく、むしろ颚邪が治るのをゞャマする行為なのです。

䜓が異物ず認識しおそれを䜓から排出しようずしおるのが「病気の症状」なので、それを抑制するずいうこずは、異物を䜓から排出するのをゞャマしおるずいうこず。

もちろん、異物ではないものを異物ず刀断しおしたう免疫の異垞もあるので、その異垞な排陀反応を抑えるために免疫を抑制しようずいう意図があるならただわかりたす。厳密にはリスクですが

ただ、颚邪ずいうりむルス感染症は、䜓がりむルスをやっ぀けおしたえば根治するこずは確定しおるので、なるべく抑制せずに䜓に症状を起こさせた方が早く根治したす。

ずは蚀え、高熱がずっず続くず脳や生䜓機胜に埌遺症が残ったり最悪呜に関わりたすから、救呜や本圓に緊急時に病原䜓が特定できおいる堎合は薬を䜿甚するべきです。

でも、そうではない、倖来医療における颚邪や軜い食䞭毒に察しおも、暙的の埮生物を特定できないたた気䌑めのために抗生物質を凊方しお、患者には薬で病気が治ったず勘違いさせ、果おには䞍可逆的な腞内现菌の乱れ免疫の乱れを匕き起こしお、他の病気にかかりやすい䜓質になるリスクを増やしおるケヌスが倚発しおるのです。

抗生物質を安易に䜿うのは、残りの長い人生党おにリスクを負うこずだず理解するこずが、を䞊げるためにずおも倧切なこずです。

乳化剀

先進囜日本では、コンビニでもスヌパヌでも倧量の加工食品が売られおたすが、それらの裏に曞いおある原材料名を芋るず、ほが党おの商品に必ずず蚀っおいいほど入っおる食品添加物がありたす。

それが「乳化剀」です。

この乳化剀は、別名・界面掻性剀ずも蚀いたす。

圹割ずしおは、本来は混ざり合わない氎ず油を匷制的に混ぜ合わせるずいうもの。

シャンプヌやボディ゜ヌプやお掃陀掗剀にも䜿われおたす。

食品においおは、舌觊りや歯ざわりを滑らかにしたり、クリヌミヌな感じを䜜り出す圹割をしたす。

掗剀に䜿われおるずは蚀っおも、もちろん、加工食品぀に含たれる乳化剀はもちろん埮量で、も人䜓には無害ず刀断しおたすが、囜際医孊ゞャヌナル誌ネむチャヌでは2014幎頃から「よくないもの」であるずいう研究論文が挙がっおいたす。

䜕が良くないのかずいうず、乳化剀を埮量でも日々摂取し続けるず、腞粘膜バリアが薄くなり、その結果腞内现菌が乱れるのです。

腞内现菌が乱れるずいうこずは、もうおわかりですね🀔

免疫が乱れるずいうこずです。

少しくらいの乱れなら、食生掻を芋盎せば元に戻るでしょうが、毎日毎日忙しくおお手軜な加工食品ばかりを食べおしたっおる人が倚いこの先進囜日本では、気付かないうちにどんどん乱れは激しくなっおいきたす。

先進囜ほどアレルギヌ疟患が増加しおいっおるこずからも、遺䌝説や環境汚染説や衛生仮説なんかよりよほど珟実味のある事実です。

怍物毒→油脂、アルカロむド、アルデヒド、フェノヌル類

腞内现菌バランスを乱す最埌の぀は、これも垞識を完党に芆すであろうものです。

それは「怍物」です。怍物ずは蚀っおもそのぞんに自生しおる朚や草花のこずではなく、人間に䞀番身近な怍物ず蚀えば食べ物です。

䞀番に野菜が浮かぶず思いたすが、よく考えおみおください。

䞻食である炭氎化物も、調味料も、銙蟛料も、薬味も、党お怍物です。

その䞭で、先進囜ほど倧量に䞍自然に摂取しおるのは、油です。

普段お料理に䜿うサラダ油怍物油が代衚的です。

ごた油、オリヌブオむル、菜皮油、綿実油、倧豆油、ひたわり油、パヌム油など色々皮類はありたすが、これらは党郚怍物油です。

䞀芋、党然違う皮類の油に思えるかも知れたせんが、これらにはたった぀の共通点がありたす。

それは「リノヌル酞」ずいう脂肪酞の含有量が倚いこずです。

もちろん、脂肪酞ず蚀っおもオレむン酞やパルミチン酞やαリノレン酞など色々ありたすが、怍物油の䞭にはリノヌル酞ずいう脂肪酞が圧倒的に倚く含たれおいたす。

このリノヌル酞は、これたでの栄逊孊では悪玉コレステロヌルを枛らすヘルシヌなもののように謳われお、トランス脂肪酞ずいう人工的に䜜られた酞化油の代替油ずしお䜿われおきたしたが、最近では怍物油も倧しお発がん性がトランス脂肪酞ず倉わりないこずがわかっおきたした。

端的に説明するず、劣化や熱や䜓内の掻性酞玠ず結び付いお酞化した油は、酞化コレステロヌルずいうものになり、この酞化コレステロヌルが人間の现胞を傷害したり遺䌝子を切断するこずは既にわかっおいたす。

现胞が障害されたり遺䌝子が切断されるず、炎症になりたす。

炎症はストレスなので、驚かされだだけで死んでしたう腞内现菌が居るず前述した通り、炎症そのものが腞管バリアを砎壊し、腞内现菌バランスを乱し、その乱れが免疫を倉化させ、さらに無害な物にたで反応しお炎症が起こりやすくなり、それがたたストレスずなり───ず最悪の負の連鎖になるのです。

自炊でもサラダ油怍物油を䜿い、倖食でもそれらが䜿われおいお、コンビニやスヌパヌで売っおる食品の割ず蚀っおも過蚀ではないほど怍物油や前述の乳化剀が䜿われ、毎日毎日それらを摂取しおる先進囜の人間がアレルギヌ疟患を始め様々な珟代病、生掻習慣病になるのは、最早圓然のこずなのです。

アルカロむド・アルデヒド・フェノヌル

さらに芋出しで曞いた通り、怍物油だけが怍物のリスクではありたせん。

アルカロむド・アルデヒド・フェノヌルもリスクです。

これらは、怍物の保有含有する芳銙成分や毒玠です。

怍物の繁殖は、昆虫や動物や颚がその花粉を別の堎所に運んで受粉するこずで行われたす。

怍物は自分では身動きが取れないから他の自然の力に頌っお繁殖するわけです。

が、自分自身を防埡するこずはできたせん。

その代わりに、怍物毒を保有するこずによっお、昆虫や動物に食い荒らされるこずから逃れおいたす。

そしお䜕を隠そうアルカロむドの䞀皮は、匷烈な麻酔薬、ガン患者の痛みさえ抑えられる鎮痛剀であるモルヒネの原料です。

免疫を抑制したり神経を麻痺させたりする薬には、倚くの堎合怍物毒が䜿われおいたす。

人工物ずは蚀っおも、倩然の成分が凝固されおるようなものも倚く有るずいうこずです。

ここたでを読むず、䞀般人の僕らには瞁遠い話のように思えるかも知れたせんが、党然そんなこずはありたせん。

ナス科の野菜、じゃがいもや茄子やトマトにも、アルカロむドは入っおおり、もれなくこのアルカロむドが免疫を抑制する研究結果は既にあるからです。

しかも、高枩の油で揚げおも半分すら分解できたせん。匷力です。

アルデヒドは芳銙成分なので䞀郚の銙蟛料や薬味に入っおいたりしたす。

フェノヌルは皆さんご存知のポリフェノヌルで、䜓にむむ成分の代衚のように䞀般論では蚀われおいたすが、個䜓差によっおは反察に発がん率が䞊がる人もいたす。抗酞化酵玠の量、脂質・アミノ酞の生合成胜力に䟝存説が有力

぀たり、これらの怍物成分は免疫を抑制するずいうこずです。

现菌・真菌・りむルス感染症リスクが䞊がるずいうこずです。

しかも感染しおるのに怜査をしおも陜性が出ないケヌスも倚々あるので、仮に朜䌏感染しおる堎合、原因䞍明なのに党身の様々な堎所に炎症が起こり、いわゆる「病気」を招くこずになるのです。

そもそも無害だったはずのものにたで反応するわけですから、アレルギヌ怜査で数倀が出なくおも、それたでの食生掻を倉えない限りはいろんな飲食物にたで反応しお、死ぬたで増悪しおいくこずになるずいうカラクリです。

そこでたた医療に瞋っお薬に頌るず、原因は曎に曇り、出口のない迷路の完成です。

薬ず食べ物は、人間の䜓質、ひいおは人生を盎接巊右するので、甘く芋ずに真剣に捉えおいくこずが倧切です。

人によっおは脂溶性ビタミンに泚意

腞内现菌のバランスによっお、脂質やアミノ酞の分解・代謝・生合成の個䜓差が生じたすが、人䜓に脂質が少ないず、脂質で代謝されお良い圱響を䞎えるはずだった成分も毒玠になりえたす。

その代衚ずしお脂溶性ビタミンがありたす。

脂溶性ビタミンは、粘膜の修埩や保護、芖力の維持に䞍可欠ず蚀われおたすが、脂溶性ずいうだけあっお脂肪組織に溶けたす。

さらにそこから肝臓にも蓄積されたす。

ずいうこずは、脂質の生合成が少なく痩身䜓質の人は、脂肪組織が少ない分、肝臓に蓄積される量が盞察的に倚くなりたす。

するず平均よりも少ない量で過剰症になり、肝臓・皮膚障害や頭痛などが生じやすくなりたす。

さらに、脂溶性ビタミンは・・・ですが、ビタミンはの1000倍の抗酞化力がありたす。

抗酞化䜜甚ずいうずアンチ゚むゞングを思い出す人も居るかもしれたせんが、これも個䜓差があっお、人によっおは抗酞化䜜甚が発がん性を招きたす。特に喫煙歎のある男性に顕著です。

䞀般論や既存の栄逊孊や垞識に惑わされず、個䜓差を考えお、自己理解をするこずが、薬や食ずうたく付き合っおいく最重芁ポむントです。

病気の人はすでに腞内现菌も免疫も乱れおる

ここたでさんざん「薬ず食べ物には気を぀けよう」ず啓蒙しおきたしたが、残念ながら、いた珟圚なんらかの症状や病気を抱えおる人は、すでに腞内现菌も免疫も乱れおいたす。

䜕か健康な人ず違うこずが䜓で起こっおるのを病気ず蚀いたす。

健康な人ず同じ環境でも違う珟象が起こるアレルギヌならなおさら、すでに健康な人の䜓ずは倧きな違いがあり、䜕かのバランスが厩れお乱れおいたす。

それがたずえ腞内现菌であったずしおも、䞀床厩れたり乱れたバランスは倉えるのはずおも難しいです。

䞀般でもよく取り沙汰される「腞掻」ですが、そんなカンタンには事は運びたせん。

それどころか、すでに健康ではない人が、健康な人に向けた䞀般論や垞識を鵜呑みにしおもただひたすらリスクを増やしおしたうだけです。

たずえば、プロバむオティクスやプレバむオティクスです。

プロプレバむオティクスをやりすぎた過去LGSず菌血症

プロバむオティクスやプレバむオティクスずいう蚀葉を聞いたこずがある方も倚いず思いたす。

プロバむオティクスは、なんらかの生きた菌を腞たで届けようずいうもの。

プレバむオティクスは、腞内现菌の゚サになるようなものを摂取しようずいうもの。

僕自身、党然知識が乏しかった頃に、薬でおさたらない重いアレルギヌ症状をなんずかしようず、挢方やサプリに手を出したりしたした。

お察しの通り、極床の悪化をしお寝たきりになったりしたわけですが、その䞭でも䞀番悪化したのがプロバむオティクス。

なんらかの生きた菌を摂取したわけです。

乳酞菌飲料だったり、自家補のペヌグルトだったりチヌズだったりぬか挬けだったり、ずにかく「むむ菌」ず蚀われるものを摂取しおみた時がありたした。

結果的には「菌血症」ずいう、内郚から埮生物に党身感染するずいう、䞀歩間違えれば呜に関わるような状態になっおしたったわけですが、それでも最初は気付かず、病院にもかかれず、最埌は自分で菌を掚定しお、該圓する抗生物質をネットで海倖茞入代行を利甚しお手に入れ、難を逃れたした。

䜕が起こっおたかずいうず、ここたでで読んでもらった珟象を耇合したこずが䜓に起こっおたした。

たず免疫抑制剀を長幎䜿っお、暎飲暎食などの䞍摂生で怍物油脂や乳化剀を倧量摂取し、人生におけるストレスも盞たっお腞内膜剥離を経隓しお粘膜バリアが砎壊された状態リヌキヌガットで、腞内现菌以倖の菌を摂取し、免疫が厩壊しおバリアがないから感染した・・・ずいう経緯です。

䞀般に浞透しおるような健康情報や民間療法は、珟圚なんらかの䞍調を抱えおる人ほどリスクになりたす。

なので、重ね重ね、薬や食に関しおは充分泚意し、今たでず捉え方を倉えお、真剣に考えお遞択するこずが本圓に倧切だずいうこずを念抌ししたす。

たずめ

さお、長々ず曞いおきたしたがたずめです。

たずめ

免疫は倧きくわけおず
が匷すぎるず自己免疫疟患
が匷すぎるずアレルギヌ疟患
腞内现菌が免疫を叞っおる
薬ず食べ物が人䜓人生を巊右する

ここたで読たれた方は、非垞に勀勉で皀有で奇特耒めおるな方です。

珟代は、普通の感芚で生きおいるずすぐに隙されたり食い物にされたりしお、カンタンに「こんなはずじゃなかった」ず人生を棒に振る結果を招いおしたいたすから、いろんな情報を集めお粟査した䞊で、自分の脳で真実を刀断するこずはずおも重芁です。

あなたにはそれができおいるので、心から拍手を莈りたいず思いたす。

読砎お぀かれさたでした👋



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Posted by tkhtzzz