本当は素直になりたいのに素直になれない、本音を言えない、正直に言えないって人ってめちゃくちゃ多いやんな。
そういう人って、心が弱いとか勇気がないとか自信がないとか、心根が優しいからとか色々要因の憶測は飛び交うけど、どれも実は勘違いやねん。
本当の要因は、
どうせ自分が素直になって正直になって本音を話したところで、人には理解してもらえないし受け入れてもらえないし聞いてもらえないだろう
っていう見くびりからの思い込みやねん。
確かにこのご時世、なかなか承認欲求を素直に出して受け入れてもらえる環境にある人は少ないかもしれないけど、大体のケースでは、母数や試行回数が圧倒的に足らない。
主にネット上ではインフルエンサーっていってすごい有名な人達、発言力がある人達が居るけど、そこまでいかなくても、例えば女性なら自撮りを上げて「褒めて!」って言って周囲に褒めてもらったり、筋トレ始めた男子が「応援してください!」って言って肉体改造のプロセスを見てもらって称賛されたりってケースは腐るほどある。
結局、オフラインでも、一体何人に自分の本音を話したかって話やねん。
1000人とかに自分の正直な気持ちや欲や本音をぶちまけたのか、みたいな。
もっと愛されたいとか、必要とされたいとか求めてほしいとか、認めてほしいとか、仕事で一番になりたい、恋愛で誰かの一番になりたいとか、何千回でも何万回でも、何万人にでも言えばいい。
もしかしたら、過去に家族や友人や恋人に素直さを露呈して、否定されたっていう失敗体験を積んだがゆえに恐怖や不安で素直になれないのかもしれんけど、そいつらと他の1億人ってまったくの別人やからね。
それに、もし本当に何か求めることや伝えたいことがあって、でもそれが受け入れられない関係性なんやとしたら、逆にさっさと受け入れてもらえる人、自分を大切にしてくれる人を探さないと、時間がもったいないやん。
元を辿れば、今流行りの愛着障害みたいなもんで、自尊心がなくて自意識過剰になってるのが原因なわけやねんけど、実際に肯定や愛情が枯渇してるって事実が確かにあって、それはもう残念ながら人に満たしてもらわないと解消されないものやから、赤裸々に生きてどんどん見切りをつけて、拠り所や仲間や肯定者を見つけて、周りを味方で固めることに全力を出して生きるのが、絶対に幸せになる最短のルートやねん。
思い込みや勘違いで愛されなくなってる(厳密には愛が何かわかってなくて愛を感じれてない)っていう負の連鎖を断ち切るのは、他でもない自分自身やからね。
迷ってる場合じゃない。
望むならひたすら行動あるのみ、見切りつけるのみ、電光石火。
それができるくらい、自分を大切にしようとちゃんと思えたら、人生は音を立てて今日から変わり始めるよ。