寝ても寝てもねむい人、高機能自閉症かもね。

僕は、高機能自閉症2級。

強い感情を動機にして、論理でしか物を考えず、五感で感じる情報も、抽象的なことさえも、全部論理に変換する。

ゆえに、脳の中が常に情報だらけで、自制しないと常に文章を書いたり話したり動いたりしてしまう。

起きてる間、意識がある間、インプットが止まらないから、アウトプットも止めるわけにいかなくて。

常に、情報が流れ込んでくる。

人の心の仕組みまで見えてくる。

時に、周りの人達……本人以上に本人の精神状態やその因果、言動や行動の根本的な理由や動機や原因まで理解してしまう。

この変な特性のおかげで、身近な人達の、人生で失った自尊心を取り戻したり、社会に刷り込まれた抑圧的な価値観を払拭することができたケースもあるけど、それでも、僕の脳は延々と休まずまた他のことを処理し始める。

すると、どうなるか。

ずっとねむい。

ずーーーーーっとねむい。

寝ても、寝ても、寝ても、ねむい。

そういう特殊な能力があるからって、脳の耐久力はただの人間だから、もたない。

人間が摂取するカロリーの20〜25%は脳を動かすことに使うらしいけど、平均がその数字だったとしたら、自分はどれだけのカロリーが脳に持ってかれてるのかと思うくらい、常にねむい。

長時間、体を動かすことも難しい。

いま肉体的に食事を制限しなきゃいけないって理由もあるけど、それでも1時間も体を動かしてたら、視界にキラキラ星が降ってくるって、どうなん。

1時間で活動限界を迎えるって、ウルトラマンのカラータイマーもビックリやん。

とは言っても、自制したら自制したで、インプットの量が減るわけじゃないから、アウトプットとのバランスが取れずに、飽和してしまう。

そうするといよいよ体が動かない。

なので、理想はずーーーっと誰かと話し続けるか、四六時中、気を紛らわし続けるか、一人でも発信し続けるかのどれかしかなくて、けど自分のことで人に負担を課すのも忍びなくて、どうでもいいことに集中するのももったいなくて、なかなか難しい問題だなと感じる。

───ここまで極端じゃなくても、感受性が豊かな人は同じような状態になる。

神経過敏で、いろんなことに気を向けてしまって、しかも脳内で処理しきれる人の方が少ないから、常に頭ん中がパンクしそうになってて、その上で生活しなきゃいけないから、相当しんどいと思う。

対策としては、さっき言った、何かに集中して気を紛らわし続けるか、インプットする暇もないくらいにエネルギーを体に全振りすることなんだけど、最大心拍数の80〜90%っていう、めちゃくちゃ心拍数を高く維持した状態にするHIITって運動をしなきゃいけない。

だらだらやってても脳が使えてしまうからあんまり意味なくて、脳を使う余裕を自分で奪う!くらいの意志で全力でやるとうまくいく。

僕は、ほとんど毎日1回はそれをしてて、心臓の鼓動が骨伝導で聞こえるくらいまで激しい運動を20〜30分する。

筋トレなら、もうウエイトが上がらない!ってなってから、全身が震えるまでやる、みたいな。

確かに脳はその間+その後の数時間はスッキリした状態が続くけど、なかなかこれ毎日やれる人って居なさそうだなって思いながら、やってる。

とにもかくにも、ずっとねむい人ってのは、何か体の病気がない限りは脳がめちゃくちゃ疲れてるってことだから、それが高機能自閉症なのか精神疾患なのかはわからないけど、一度デカい精神科行って検査してみてもいいかもしれない。

自分の特性や、長けてるとこや欠けてるとこもけっこうわかるから、人生をより良い方向に進めるために、自己理解を深めて活かしてくのは素晴らしいことだと思うよ。

「生きにくさをどんどんなくしていくのが当然の社会」にするのが人類貢献だから、まずは自分の生きにくさを解消するために動いてみるってのが、自分だけじゃなく引いては人のためになるからさ。

健闘を祈る……(-人-)

またでbye。

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