ビタミンは万病のもと(になる人も居る)

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かなり前に、野菜のビタミンとかでいろんな病気になるよって記事を書いた。
→→→皮膚(肌)は第二の腸(排泄器官)……というのは嘘かもしれない、という話

今回は、もうちょっとビタミンに絞って話をしてみようかなと。

一応タイトル的に断言は避けたけど、本当は「ビタミン(脂溶性)は毒」と断言したい……。

このブログの随所でも紹介してる通り、僕自身は、ずーーっとここ1年以上「小麦粉と三ツ矢サイダーだけで生きてる」んですよ。

小麦粉だけを食べて超健康体になった話

それはなぜかってのを超簡単に言うと、普通の人と同じような食事を普通に続けると、全身の外も中も炎症を起こして、たぶん1ヶ月もしないうちに死んじゃうからなんですよー。ウケる(笑)

んで、そんな現象がどうして起こるのかってのを説明し出すとめちゃくちゃ長くなってしまうから今回のエントリーでは割愛して、大事なとこだけピックアップしてお届けしたいなと。

ビタミンは「抗酸化物質」

ビタミンを摂取すると、体や細胞の酸化を抑えて、若々しくなりますよー!って宣伝されてるの、聞いたことない??

つまりビタミンてのは酸化に抵抗する力(抗酸化力)があるっていう意味なんやけど、この抗酸化力ってのがミソやねん。

ビタミンには、水溶性・脂溶性の2種類あって、水溶性がB,C,H、脂溶性がA,E,D,Kなんだけど、脂溶性のビタミンAがこの中では一番抗酸化力が高くて、どれくらい高いかというと、同じ脂溶性のビタミンEの約1000倍って情報もある。

ビタミンEで有名なのは、サラダ油(植物油)全般と、ほうれん草とか緑色の野菜と、ナッツやアーモンドっていう種実類に多く含まれてる。

その1000倍の抗酸化力を持つビタミンAは、バターとか、レバーとか、ニンジンやかぼちゃとかのオレンジ色の野菜に多く含まれてる。

しかもこれだけじゃなくて、ビタミンには「前駆物質」とか「誘導体」なんてもんがあるのよ。

元々はビタミンじゃないけど、身体の中に入ることによってビタミンに大変身を遂げるっていう成分のことね。

そもそもビタミン自体も、ずっとビタミンのままってわけじゃなくて、体内で分解や代謝されるとこれまた別の物質になるんやで。

そしてビタミンの前駆物質の総称がプロビタミンって呼ばれてるもの。

まとめると、

プロビタミンがビタミンに変わって、ビタミンがまた別の物質に変身して身体に作用する

ってことですよ。

ことビタミンAにおいてのプロビタミンA=前駆物質、それがカロテン色素アスタキサンチン色素とかパルミチン酸(牛肉とかに含まれる脂肪酸の種類の1つ)などなど。

カロテンってのは、ニンジンやかぼちゃのオレンジの色素で、アスタキサンチンはイチゴの赤い色素などなど、様々な加工食品にもたくさん添加されてる。

たとえば、チーズとかお菓子とかレトルト食品なんかにも、発色がよく見えるためにカロテン色素が添加剤で使われてたりするんだよーん。(へぇ~!)

これらのプロビタミンAを人間が摂ると、ビタミンAになって、さらにそれが代謝や分解されてレチノール・レチノイン酸って成分に変わるねん。

とにもかくにも、細かいことは抜きにして、ビタミンってのは抗酸化力があって、いろんな食品に含まれてて、脂溶性ビタミン(特にA)が抗酸化力のキングだよってことをここでは言いたかったのです。

OK、次いってみよー。

カテキンでガンになる可能性が高くなる

ここまでさんざんビタミンの話をしていきなりお茶の話ですかい?

確かにカタカナやし4文字なのは共通してるけどなんの関係が?

大丈夫、ちゃんと繋がるから読んでて。

カテキンとビタミンの共通点は、めっちゃ身体に良さそうっていう常識があるってことやん?

んで、カテキンについて少し説明すると、お茶に含まれてるのは「タンニン」って成分で、分類としては

ポリフェノール の カテキン の タンニン

っていう順番やねんな。

ポリフェノールって何かというと、フェノールがポリなんですな。

……まあそう怒らずに。

中学生の時にフェノールフタレインってあったやん。

あのフェノールのことで、変わった匂いのする有機化合物って認識でOK。

そのフェノールがポリ(たくさん)って意味で、ポリフェノールなんですよー。

だから、フェノール系の物質の総称としてポリフェノールって呼ぶんよ。

で、様々なポリフェノールにはどんな特徴があるのってことなんやけど、例えばカテキンはお茶の「緑色の色素」で、はい、待ってました「抗酸化物質」なんですよ。強力な。

ほらほらほら、共通点でてきたやん??

んでんで、このカテキンってのは、最近の科学の研究では「喫煙してる男性」において、カテキンを摂取すると「胃がんの罹患率が上がる」っていう情報があるんよ。

んで、非喫煙の女性だと、胃がんの罹患率が下がるっていうなんとも不思議な研究。

恐らく鍵は「酸化」にあるんやけど、まだ完璧には僕も調べられてないからここでは割愛。

ビタミンAが炎症を引き起こす

炎症と言うとね、ちょっと「あせも」で赤くなってる状態や、重篤な感染症とかで死の危険があるような内臓のただれまで、とても広い意味のある言葉なんだけど、この炎症を引き起こす作用がビタミンAにはあるって、慶大・東大・理研の研究で明らかになってんな。

これも詳しく書き出すとそれだけで4000文字とかいっちゃいそうやから割愛させてもらって、結論だけ言うと、ビタミンAは線維芽細胞ってところで代謝されるんだけど、その代謝量(許容量というか)ってのに個体差があって、それを超えると炎症を起こしてしまうねん。

ここでやっと僕自身の話になるけど、僕は、バターとかニンジンとかかぼちゃとかを食べると、皮膚がただれてボッコボコになって大変なことになるのね。

んで、さらには、どんな加工食品の原材料にも含まれてる「植物油脂」を摂取しても、その量に比例して皮膚がただれて大変なことになる

ただれるとかって生易しいもんじゃないよ。

もうね、「剥離」って感じ。広範囲の大ヤケドみたいな。

植物油脂は、そのほとんどが種実類を圧搾して作られたもので、ビタミンEが豊富なのよ。さっきの話とやっと繋がったね。

伏線回収、伏線回収……。

つまり、ビタミンAが一番炎症がひどいけど、ビタミンEでも炎症を起こしますよ、ってことが言えるねん。

んで、なんでビタミンAの方がめっちゃひどくなるかと言うと、ビタミンEと比べて強い要素ってのは当然「1000倍の抗酸化力」やから、結論として、「抗酸化物質」に炎症を起こしてるんですよ。

さっき言ったポリフェノールも、色素であり抗酸化物質で、僕が摂取すると、丘疹ができる。ビタミンAほどひどくはないけどな。

今回の結論

よし!!

ここまでで「抗酸化物質で炎症を起こす(体調不良・病気になる)」ってのがわかったと思うから、今回は終わり!

今後、以下の関連したことを書くって決めてるから、今回の結論を前提の知識として読んでね。

・何にでも入ってる抗酸化物質はもはや避けきれない

・植物毒、アルカロイド

・実は食物アレルギーじゃない食物アレルギーっぽい症状

またでbye。

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