皮膚(肌)は第二の腸(排泄器官)……というのは嘘かもしれない、という話

食事療法・脱ステ



昔から、いろんなところで「皮膚は第二の腸だ」みたいな話をよく聞いた覚えがあるんだけど、このブログのステロイドやアレルギー関連の記事を読んでくれてる人ならわかる通り、そうではなさそうって話を、今一度、カンタンに書いてみようかな、と。




これまでの説



その説の理屈はこう。

「腸で分解しきれなかった毒素が血中に漏れて、皮膚から出ていく」

と。

僕も最初、自分で手探りでいろんな文献を読み漁り始めた頃は、その説も一理あるかなぁと思っててんけど、新しめの論文や学術記事をどんどん読み進めていくにつれて、うーーん、どうやら眉唾っぽいぞ、と。






新しい説



というのも、僕ら人間の皮膚が荒れる時、要は、肌荒れを起こしたり、ブツブツが出来たり爛れたりしてる時の大まかな原因ってのは、アレルギーと、虫刺されや植物などによるかぶれと、感染症……くらいのもんやと今までは思われててんけど、どうやら新しめの知見では、アレルギーじゃなくても食べ物やその他によって肌や粘膜、内臓に炎症を起こすことがわかってるようで。




野菜も魚も毒?


じゃあ、実際、どういうものでそういう症状を起こすのかと言うと、これがまた意外や意外で、野菜とか魚やねん。
びっくりちゃう??

世間ではこんなにも健康に良い、というかもう「健康の代名詞」と言っても過言ではないくらいの食べ物が、アレルギーでもないのにそうやって体にいろんな症状を起こす可能性を秘めてるってのは、目からウロコ(魚だけに……ってやかましいわ)やん??


もっと具体的に、どういう野菜と魚かと言うと、これがまた驚愕の真実で、緑黄色野菜と青魚(光り物)なんですよ。

もう、何が常識で何が間違いかわからんようになってくるやん。

緑黄色野菜と青魚って……

「健康になりたきゃこれを食っとけ!!」

くらいの勢いでゴリ推しされてる食べ物ばっかりやん。


もちろん、一見、なんの共通点もなさそうなこれらにはちゃんと共通点があって、その共通点こそが科学的に立証されつつある、これまでの常識を覆す、体に不具合を起こしまくるただ1つの要素やねん。






ビタミンで炎症を起こす仕組み




炎症と言えば、昔からオーソドックスというか、炎症を語る上で外せない1つの物質として「ヒスタミン」というのがあるねんけど、このヒスタミンは、ひと言で表現すると「炎症の塊、炎症の素、こいつこそが炎症」というやつ。


○○炎とか、あらゆる病名でつくけど、その炎症の元になるのがヒスタミンなわけで、医療従事者からすると今更そのヒスタミンに着眼するなんてバカらしい、ってなくらいにもう昔からの常識なわけですよ。


そのヒスタミンは、もちろん食べ物にも含まれてるんやけど、人間の体でも作られるねんな。

で、さっき挙げたその食べ物ってのは、その「生体内で作られるヒスタミンを増やす」ことがわかってるねん。

今はまだマウス実験で立証されただけやねんけど、緑黄色野菜に豊富なのは言わずもがなビタミンで、特に黄色系の野菜(ニンジン、カボチャ)に多く含まれてるのはビタミンAやねん。

このビタミンAってのが、体ん中に入ると、線維芽細胞ってとこで代謝されるねんけど、その代謝される時に、マスト細胞ってのが活性化して、そっからヒスタミンが放出されるってことが、理化学研究所かな?の研究でわかってん。


で、じゃあ魚はどうなんって話やねんけど、魚にはもともと、「ヒスチジン」っていうアミノ酸が豊富に含まれてて、筋肉隆々の魚ほどそのヒスチジンが多いんやけど、ヒスチジンってのは時間が経つと、色々な菌の働きによってヒスタミンに変わるわけよ。

ほら、繋がってきたやろ??

んで、たまーに、さばアレルギーとかってけっこう重篤な症状を起こして運ばれたりする患者さんおるやん。

でも採血してアレルギーの数値見ても出てなかったりするねんな。

あれこそが「ヒスタミン中毒」つって、漁港からの輸送や保存や管理の関係でちょっと増えてしまったヒスタミンを大量に摂取してしまったがゆえの症状なんですよ。






抗酸化作用が炎症を起こす??


あと、これは自分の体で試してわかったことやけど、その線維芽細胞ってとこで代謝されるのは恐らくビタミンAだけじゃなくて、ビタミンってのは別名「抗酸化物質」つって、酸化を防ぐ物質やねんな。


これまた、酸化を防ぐって言ったら、若返りとか、老化防止とか、健康とか、病気を予防するとか、めちゃくちゃプラスで、メリットばっかりで、もう世間では魔法の物質ですかくらいの持ち上げ方されてるのが現状やん。


でも、ビタミンAの特徴って、ビタミンEの抗酸化力の1000倍くらいあるねんな。
つまり、ビタミンA=抗酸化作用の強烈な物質、ってことやねん。

ここでちょっと考えてみて。

青魚って、DHAやEPAが豊富で、αリノレン酸ってのが豊富で、頭が良くなったりお肌の酸化を防いでシミやくすみがどうのこうのって言われてるやん???

奇しくもこれも共通してて、抗酸化力が強い食べ物なんですよ。


つまり、この抗酸化力が強い食べ物を摂取すると総じて、生体内でヒスタミンが大量生成されて、体のあちらこちらで調子が悪くなったり○○炎になるのでは?ってこと。






「体質」って、なんで人によって違うの?

遺伝子は産まれた後でも変化する

それでも、何食べても大丈夫な人も居るし、人によって症状の度合いや、症状が出る体の部位も違うやんって言う人も居ると思う。

このアスペルガーの僕が、そんな疑問を抱かないわけもなく、そして疑問を疑問のままにしてるはずもなく、当然そこについても徹底的に調べたし、いろんな論文探して読みまくったし、そして得た知識や情報をすぐさま自分の体で試しまくったわけですよ。


詳細は割愛するし過去記事でも書いてあるからそれ見てもらうとして、どうやら動物には「受容体(感受性)遺伝子」ってのがあって、その受容体遺伝子の中にはヒスタミンに関するものも当然あるねん。

つまり、同じ量のヒスタミンに対して、どれくらい体が受容(感受)するかという設定、みたいなもんやな。

それが人によって違う、と。

この人によって違うってのを、「個体差」って言うねんけど、この個体差がどうしてあるのか。変化するのか。


それは、胎児の時の母体の食生活や母体のいろんな薬の使用歴、幼少期の免疫獲得の期間にどんな物を食べ、何に触れ、何を吸い込んだかとか、めちゃくちゃ不確定要素が強いことではあるねんけど、調べてくうちに、もっともっと後にでも変化は起こるってことがわかってん。


何かと言うと、抗生剤やステロイドによってその感受性が変化する可能性がある、ってこと。

これはまだまだ文献も少なくて、研究も途上で、世界的にもまだまだあと何世紀かかるやらってところのかなり薄い情報やねんけど、かいつまんで言うと、食べ物の色んないい成分も悪い成分も、分解するのって腸内の微生物類やねんな。

でも、抗生剤を使うってことは、それらの微生物類のバランスを大きく変化させるってことや。







草食動物になった人


んで、皮膚が第二の腸、とか言われてるのと同じくらい言われてることで、

腸は第二の脳、なんてのもよく言われてるねん。
詳しくは割愛するけど、第二どころか、腸もそれぞれの細胞も、脳と相互に情報伝達してるってことがわかってる。


あとは、腸に免疫の半分以上が備わってる、腸が免疫を左右する、って話。


これもかいつまんでいうと、免疫細胞ってのが腸にたくさんあって、その免疫細胞の数とかバランスが、腸の中に住んでる菌の種類や量によって大きく変わることがわかってるねん。

具体的には、クロストリジウムやクレブシエラっていう菌などやねんけど。

とにもかくにも、その菌の数や種類が、多種多様な抗生物質を使用するほど、バランスを崩す=免疫が乱れるってことやねん。

そして食べた物のいろんな成分の分解能力も当然大きく変わってくる。


とある病気の人で、毎日「青汁」だけで生活してる人が居て、その人の腸の中には食物繊維からアミノ酸を生み出す菌が、健康な人の100倍くらい生息してた、ってケースもあるくらい、その腸内の細菌の種類ってのは人の健康や「食べられる物」をダイレクトに左右するってこと。
※健康な人は、肉や魚といったたんぱく質からアミノ酸を作る。食物繊維からアミノ酸を作るのは基本的には「草食動物だけ」なんです






最後に



あんまり本気で話し出すと止まらんくなるから、今回はこのへんでやめとくけど、要は、皮膚が第二の排泄器官というよりは、排泄器官がちゃんと機能してなかったり免疫がバグってるから、本来はちゃんと分解されるべき物質や成分がそのまま体内に入ってしまって、その成分自体が自分の体から炎症物質を生成して、めちゃくちゃそれに敏感に反応してしまって、炎症を伴ういろんな病気を引き起こすんですよ、ってことが言いたかったんです。



追々、それぞれをもっと深く掘り下げる記事も書きたいなぁと思う。

過去記事に書いてあるのは、当時、まだ自分が炎症の原因を突き止めきれてなかった時で、全然余裕がなくて、ひたすらがむしゃらに調べまくってそれを記述してただけやから、普通の人からしたらかなり専門的で難解で取っ付きにくくて、理解しにくいと思うから。


追々ね、追々。
今はまだニーズなんてないし、僕のペースでやってても怒られはせーへんやろ(笑)
もちろん、ニーズがあるってわかれば急ピッチで書くんやけど。

なにせ文献や資料がかなり膨大な量やから、それらを1つ1つ確認するだけでもかなり骨が折れる……。




ちなみに、結果論から言うと、僕はアミノ酸とビタミンを一切口にしない、触れない、吸わないようにすることで、30年来の喘息やアトピーが薬も何も使わずに炎症起こらなくなったのだ~~~。(体内で生合成されるアミノ酸やビタミンは除く)

とは言ってもこれも対症方法でしかなくて根治じゃないねん。

根治方法は、結論から言うと、遺伝子操作と腸内の細菌を完全に移植するしかないけど、最近やっと研究や実用化を目指して医学や科学のトップクラスの機関が頑張り始めてるところやから、100%実現するのは、ほんと、何世紀か先になるやろうなぁって思ってる。

だってそれが実現できたら、炎症を伴ういろんな病気が根治するんやもん。
資本主義である以上、利権や癒着の問題も、一筋縄ではいかなそうやね……












またでbye☆









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