下半身・足元の冷えが大きく改善した
ずっと悩んでた、下半身・足元の冷えを大きく改善した方法を、その根拠も交えて伝授しよう。
冷えは万病の元
やっぱね、寒いわ冬。
ほんまに冬眠したいわ。
けっこう何時間もPCで作業することが多いから、暖房ついた部屋でも足元がもうキンッキンに冷えてくる。
血液が冷えてるから皮膚や筋肉も固くなって、立ち上がったら痛いくらい。
内臓の動きも鈍くなるから、全身の中も外も色んな不調が出てくるねん。
んで、10代の頃はほんと気合いで乗り切ってた感があるねんけど、ご存知の通り(?)、今はちゃんと自分を大切にしようと考えるようになったから、体の冷え・寒さもなんとかせねばってことで、色々と対策を考えてみたんですよ。
対策案1・ヒーター
まず思いついたのが、足元にハロゲンやファンヒーターを置くこと。
やねんけど、これは実は今までもやったことがあって、確かに温かい。
でも……カッサカサんなる!!
ご存知の通り(2回目)、人よりも皮膚の脂質が少ないことと、保湿するクリームとかは使えないこともあって、乾燥だけは避けないといけない。
乾燥対策の加湿器もNG
ディフューザーとかは、寒い日に暖房を入れてると、空気中に水分が飽和したら水は空気より重いから、床の方に下がっていってベッタベタになるやん。
確かに、湿度を上げるとその分、暖房も効きが良くなるねんけど、結局は床が汚れやすくなるしカビも生えやすくなるし、衣類も汚れるし、後からの手間が増える。
そして何より、湿度の低いとこに移動したら、水分が蒸発する時に人の皮膚の水分も多めに持ってっちゃうから、結局は余計に乾燥してしまうってカラクリなんよ。
対策案2・足元だけホットカーペット
ご存知の通り(もうええか)、部屋にあまり布類を置けない。
カーテンよりブラインド、ソファも革製や合皮、カーペットや絨毯もNG、くらい徹底しないと、ハウスダストでやられちゃうわけですよ。
端的に、水洗いするかアルコールで拭けるかじゃないと、そういった類は触れるどころか近付くのも避けないといけないくらい、ハウスダストによる症状は激しくて。
だから、スリッパ型の暖房器具とか、足下ホットカーペットなんかも、絶対に洗えないから使えないわけです……。
最終手段と効果のほど
色々と考えた結果、ついに禁断の方法を試すことにしたよ。
そう、10代の頃にあんなに毛嫌いして全力拒否していた「ももひき(パッチ・タイツ)」に、ついに手を出すことにした。
でもさすがに、戦後のおじいちゃんとかが履いてるような、あからさまな肌の色に近いピチピチはイヤや!
どうしたもんかなぁと考えたところ、とりあえず試しにズボンを二重に履いてみようってことに。
ジャージの上にジーンズを履いた。
ついでに靴下も二重に。
そして深夜までPC作業をしてみたら…………
足が冷たくならなぁ~~~~い!!
この絶大な効果にはさすがに度肝抜かれたし、戦後のおじいちゃんごめんって猛省したよ。
前は立ち上がる時に、冷え切った足裏が痛かったし、なんなら後遺症あるヒザや腰も痛かってんけど、なんのなんの!
よゆーっすよ、よゆー。
まさか布を1枚かますだけでこんなにも違うなんてビックリしたわほんまに。
とりあえずVラインを温めろ!!
んで、一体何がどうなってこんなに効果があるのかを考えてみた。
手で足全体を触ってみた時に、一番温かく感じたのは、Vライン。
太ももの付け根の、こりこりしたリンパ節があるとこね。
ビキニラインとも言うんかな?
ここに、手のひら全体を当てると、ドクドク脈打ってるのがわかると思うけど、これは動脈。太い血管ね。
よく、風邪を引いて熱を出した時に、脇や首、太ももの付け根を冷やすといいよーとか聞くやん?
あと、ケガしてたくさん出血してる時に、ケガした場所を押さえるんじゃなくて、そこから心臓に近い方の脈のところを縛ると止血できるよーとかさ。(間接圧迫止血法と言う)
これは全部、血液の流れが多い動脈に変化を与えると、その変化が全身に影響するってことなんよ。
だから、寒い時も、この動脈が通ってる場所を温める(冷やさない)ことによって、全身が保温されるってカラクリなんやろうと。
勝って兜の緒を締める
ズボンや靴下を二重に履くだけでも十分に温かいんだけど、もう、ほんまに冬!?ってくらい、汗ばむくらい体を温めるには、これにもう1つの方法をプラス。
カイロを動脈のある場所に貼る。
靴下・下着・肌着の上からね。
わかりやすい動脈が通ってるところは……
・太ももの付け根(Vライン)
・手首、足首(くるぶしとアキレス腱の間)
・首(顎と首の間、のどの両脇の柔らかいとこで、上を向いて触るとわかりやすい)
なので、このどこか複数箇所に貼ると、効果バツグン。(低温やけどに注意)
もちろん、マフラーも頸動脈を冷やさないって意味で、とても理に適ってるよ。
まとめ
寒い時は、とにかく動脈を温めろ!
外からムリヤリ温めるより、自分の体温を逃がさない方に意識を向けよ!